LADです。息子が、パソコンでイラストを描くことになり、娘に、使うソフト選びから、説明、練習までを頼みました。わかりやすいように、例え話をしたり、2個のソフトの長所と短所を説明してくれたり、丁寧にフォローしてくれました。感謝です。
昨日のブログの続きです。高機能のお子さんが、家を出て自立をめざす時に必要なスキルについてです。
お金のことは、いろいろあることがわかりました。あとは、生活する上でのスキルです。それがあるかどうか確認し、どういう支援が必要なのか挙げてみます。
〇一人暮らしが出来るかどうかの判断基準
→2週間、自宅で、両親や世話をしてくれる人がいなくても生活できるかが目安。食事、洗濯、ゴミ出し、掃除などが出来るようなら、本当の1人暮らしが出来るスキルをもっているということ。
→2週間が無理なら、やはりグループホームや自宅での生活になると考えるべき。もしくは、ヘルパーや親が、一人暮らし先に、支援に入ることを前提に、一人暮らしをすることは可能。
〇健康管理、衛生管理、服薬、病院へかかるスキル
→食事を健康を害さないようにとる。自炊でなくてもいい。風呂に入る、体を洗う、髪や爪を切る、清潔な衣服を身に付ける等。具合が悪い時に、薬を飲んだり、病院へかかることが出来る。
〇困った時に、ヘルプを出したり、助けを求められるスキル
→その場その場に応じて、適切な人に、ヘルプが出せるかどうか。職場なら、上司。通勤途中なら、駅員さんや警察官。自宅のアパートやマンションのトラブルなら、大家さんへ。
→人に直接でなくても、電話やLINEで、親や支援者、上司に、今の現状を説明できて、どうすればいいか助言をもらって、行動できる。
〇メンタルの浮き沈みを、自分でコントロールできる。
→落ち込んだ時、寂しくなった時に、自分で気持ちをあげる方法を身に付けている。例、好きな音楽を聴く、楽しいYouTubeをみる。甘いものを食べるなと、自己完結で、気持ちをあげられるようになっておく。人に頼らないと気持ちをあげられないと、1人暮らしの時は、厳しい。
グループホームでも、一人暮らしでも、始めたから絶対そのまま家を出ないといけない訳ではありません。
グループホームだと、先に入っている入居者の方との相性があったり、1人暮らしは、憧れていたけど、またスキルが身についていなくて、栄養失調で倒れてしまうなど、うまくいかないことは、多々あります。
なので、一度経験してみて、ダメな時は、グループホームををかえたり、自宅へ戻り生活を立て直すのでいいのです。経験は、無駄になりません。
次に、グループホームを探す時に、苦手なタイプの入所者がいないか確認したり、仕事場までの通勤距離が短いところ選んだり、自炊の練習をもっとするなど、なぜ、うまくいかなかったかを、本人と検証し、準備して、次回の自立への挑戦に活かすようにしましょう。
【今日のいいとこ探し】
プラレールのリメイクの為に、ちょっと離れたリサイクルショップへ行った息子。廃番になった貨物車を沢山見つけたようで、本物と同じ、車両編成がつくれたそうです。
欲しいものを探して、自分で、休みの日に買い物に行けるのはいいですね。余暇が充実していると、休日も安定して過ごせます。
追伸
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