他人へ、ヘルプを出す練習を続けた結果 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。先週末、行ったウォーキングで、川辺の遊歩道を歩いていたら、偶然カワセミを見つけました。背中のエメラルドグリーンが綺麗ですね。身近な自然を感じました。

 

 

先日のユニクロでの、買い物の際に、定員さんに、自分から声をかけて洋服を買った件です。食品売り場以外で、息子がヘルプを出したのは、初めてです。

 

どういう風に、他人にヘルプを出せばいいか、小さい頃から、教えてきた成果が出たのだと思います。自律にむけて、心強いです。

 

小さい頃は、わからないことは、人に聞く、質問するお手本として家庭内で練習をしました。子どもに見せるために、母が父へ、母から息子へ等、ワザと、機会を作って練習しました。

 

肩をたたいてから「お父さん、ゲームは、どこにしまってありますか?」とか、「すいません、おやつは、どこにありますか?」など、わからないことを、人に聞くと解決して、自分に得になるという、経験を積んでもらいました。

 

声をかけるパターンも、いくつか教えて、息子の頭の中の引き出しを増やしてもらいました。最初の声がけが出ると、ヘルプを出しやすくなります。

 

〇「すいません」

 →丁寧な声がけなので、学校や、お店、職場でも使える。自分に注目してもらい、次の話を進めやすい。

 

〇「ちょっといいですか」

 →何かやっていたり、誰かと話してている時でも、この言葉を使うと中断して、自分の話を聞いてもらえる

 

〇「わからないので、教えてください」

 →勉強、仕事、日常の買い物等、オールマイティに使えて、自分の困り感を解消してもらえる。一番、便利な言葉。

 

〇「僕できない(苦手な)ので、手伝って(助けて)ください)」

 →自分だけで出来ないこと、苦手なことを、言葉に出すと、助けてもらえる便利な言葉。

 

その子、その子の理解力、会話力によって、使う言葉は違うと思います。でも、パターンを覚えてもらい、普段から使えるようになっていると生活範囲が広がります。

 

年齢が小さくても、丁寧な言葉、大人で通じる言い回しでお辺てもらうほうがいいです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

父の日に、マリオのゴルフゲームを、「お父さんのために買う」と言っていた息子。

 

発売日が、6/25になると知って、お父さんに「父の日は、6/20だけど、プレゼントは、6/25になります」と説明していました。

 

以前なら、「父の日に間に合わな~い」と、怒るところですが、自分でちゃんと、解決していました。成長ですね。

 

 

追伸

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