子どもを手放すタイミング | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日のウォーキング先の公園で、古民家に、こいのぼりが沢山あがっていました。兜や鍾馗様のお人形も沢山あり、みなさんからの寄付されたものを、この時期飾っているのだそうです。

 

 

今度、成人のお子さんをもつ親御さんのお話し会をするのですが、以前の会の時にでた話題で、子どもを、どのタイミングで手放すのかということの、いくつかのパターンをあげてみます。

 

〇親が生きているうちは、親と同居

 →5080問題になる。親が高齢になっても支援がずっと続くので、それがたいへん。親の介護が必要になった時になって、どうするのかということになり、本人の生活の変化が突然にやってくる。兄妹への負担が突然になる。

 

〇グループホームへ入所

 →養護学校卒業後、すぐに入所する人もいるが、しばらく実家から仕事に通い、30歳くらいまでに入所する人が多い。入所希望していても、なかなか空きや新規の物件がなく、何年も待つ場合も多い。1回入所しても、長続きしなかったり、入所者同士のトラブルがあって、退所してしまうひとも一定数いる。

 

〇施設入所

 →なかなか空きがないのですが、退所した方がいる場合、突然、声がかかることも多いようです。重めの方が、入ることが多いようです。

 

〇一人暮らし

 →独立欲の高い人も、かなりいる。親と一緒に過ごすより、1人暮らしのほうが、気が楽という人に向いている。但し、家事スキル、金銭スキル、衛生・栄養面で自立できていないと、栄養失調をおこしたり、メンタル面で破綻をきたして、結局実家へもどるケースもあります。

 

どのタイミングで、子どもを手放すかは、本当に、各家庭ごとに違います。でも、一つ言えるのは、親はどうしても、子どもを残して先に死にます。

 

なので、将来に向けて、子どもの居場所の確保、相談できる相手を探しておくことが大事になります。少しづつその準備をしておくといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

ウォーキングに出かけると息子に言ったら、以下のように書いたメモを渡されました。お天気が、以下のように急変したら、雷に注意するようにとのことでした。

 

「風が冷たい

空の色が急に変わる

ゴロゴロっと音が鳴ったら要注意」

 

息子に、心配してもらってしまいました。

 

 

追伸

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