自閉症映画を観にいきました | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。明日は、娘の大学の入学式です。コロナなので、親は付き添えません。入学式には、リクルートスーツを着ていくそうですが、ぶっつけ本番で着ようとするので、今日、パンプスと服を1日身に付けてみるようアドバイスしました。

 

娘は、心配性の割に、下見や準備に時間をかけないので、親としては、心配です。

 

閑話休題

 

東田直樹さんの著書「僕が跳びはねる理由」が、イギリスで「THE REASON I JUMP」という、自閉症映画になりました。

 

日本では、4/2封切りだったのですが、上映館が少なく上映期間も短いようだったので、急いで主人と観にいきました(昨日行ったので息子の昼ご飯が用意できなかったのです・・・・・)

 

 

少しネタバレがあるので、これから見に行かれる方は、気を付けてください。

 

自閉症の息子さんを持つ、原作の翻訳者のデイヴィット・ミッチェルさんは、息子さんが何を考え、行動しているのかが分からず対応に悩んでいる時に、東田さんの著書「僕が跳びはねる理由」に出合い、救われたそうです。

 

この自閉症の人が何を考え、どういう気持ちでいるのかということを、親や支援者に伝えられる、東田さんの本を英語翻訳したのだそうです。この翻訳本は、世界各国30か国以上で発行されてベストセラーになっています。

 

全ての自閉症の人に、当てはまるわけではないと思いますが、自閉症の人は、言葉をしゃべらくなくても、語らなくても、心の中で、様々思いを抱えていて、一人の人間として認めて欲しいと思っているのだということに、気が付かせてくれる本です。

 

その本の内容を、映像化したものが、今回の「THE REASON I JUMP」です。東田さんは、出てきません。

 

ご本人に、ドキュメンタリーとして出演を依頼したようですが、「原作者がでると、その映画は原作者のための映画になってしまうので・・・」と、言われて辞退されたそうです。

 

世界各国の自閉症スペクトラムを取り巻く、現実の環境をみることもできますし、自閉症の方の内面にも、東田さんの著書の文章を通じて切り込んでいった映画でした。

 

この映画を観た帰りに、主人と、息子小さい頃の話や将来のことなど、いろいろ話し合う事ができました。いい時間を、もらいました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

このところ暖かいので、半袖でも家の中なら過ごせる日が続いています。もう「衣替え」してもいいと思うのですが、息子的には、まだ冬服を着ています。

 

例年だと、3月末~4月上旬は、まだ冬服を着ていても、いいからかもしれません。でも、最高気温的に、春物への衣替えをテインしました。

 

長袖の丸首シャツを半袖Tシャツにすること。ネルシャツを、素材が綿の薄いシャツに帰ること、靴下を、暖かい素材から綿に、換えてもらいました。将来のために、自分で衣替えできるようになるといいのですが、まだ親のアドバイスが必要です。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村