今年を振り返って、皆さん、ありがとうございました。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今年は、コロナの関係で、実家に泊まりで帰省するのを、今年はやめにしました。家で、年越しそばを食べるのは、結婚以来初めてかもしれません。主人と子どもたちのリクエストで、ニシンと海老天そばになりました。蕎麦見えません (;^_^A

 

 

今年は、コロナの影響で、当たり前のことが当たり前に出来ない日々が続きました。家族それぞれが、ストレスを感じでいたと思います。得に、息子は、見通しが立たないことが辛かったようです。

 

2020年の年始めに、20歳の成人記念の個展の会場を見つけて、予約をしに、息子と行きました。誕生日の夏は、暑いし、忙しいので、芸術の秋の10月に決めました。

 

今のコロナの感染状況を考えると、早くてもダメ、遅くてもだったと思います。偶然とはいえ、いい時期に決めたと思います。

 

3月に緊急事態宣言。娘の学校は、休校、主人がテレワークになり、息子の会社も、しばらくして自宅待機になりました。その時は、こんなに長引くと思っていませんでした。

 

息子は、家にずっといなければいけない事、会社に行けないことをストレスに感じて、どんどん精神的に不安定になっていきました。

 

その解決方法として、息子自身から、朝、隣の駅まで歩いて体力作りをすることを提案されました。母からは、家の中の家事の役割分担を復活させて、日替わりで、トイレ掃除、風呂掃除等をしてもらいました。

 

また秋の個展に向けて、作品の制作を進めてもらいました。具体的にどんな展示にするのか、考えてもらい、母が、実際に息子のイメージに近づけるために、材料や資材を集めました。

 

仕事が再開した時、本当に喜んでいました。息子は、やることが無くダラダラ過ごすより、体を動かして仕事をしているほうが好きなようです。

 

10月の個展は、コロナ禍でしたが、養護学校や幼稚園、小学校の先生やお友だちにも来てもらい、大盛況のうちに終わりました。感染症対策や準備は大変でしたが、家族みんなで協力して、いい思い出になりました。

 

息子は、今は、コロナに罹って仕事にいけなくなることを、すごく恐れています。なので、人一倍、感染症対策に気を使っています。なので、不要不急の外出はしませんし、家族にも、気を付けるようにアドバイスしてきます。

 

大好きな電車のイベントが無くなってしまったり、ガイヘルさんとのお出かけも思うようになりませんが、息子なりに、withコロナの生活になじもうとしているようです。

 

今年一年、本当にいろいろありましたが、家族みんな健康で過ごせたことに感謝しています。来年は、どんな年になるのかは、わかりませんが、息子は息子らしく、無理はしないで我が家のペースで過ごせればと思います。

 

「withコロナ」の「新しい生活様式」は、何かと不自由ですが、皆さんが健やかにお過ごしになれますように、お祈りしています。今年一年、ありがとうございました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

妹が、「年越しを友達と祝いたいけど、バイトで疲れているから寝るけど、11:50に誰か起こして欲しい」と、言ってきました。

 

父と母は、寝てしまうから無理といったら、「ガキ使みてるから、起こしてあげるよ」と、息子が、起こすことを引き受けてくれました。妹に優しい息子です。

 

 

追伸

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