グループホームの厳しいコロナ対策 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。娘の高校のクラスTシャツのデザインに、娘のイラストが選ばれました。ソーシャルディスタンスを、ひよこで表すというアイデアがよかったようです。ソーシャルディスタンスの2メートルは、ひよこを一羽を5.5センチとして、クラス人数の36羽分、人2人のピクトグラムは、担任と副担だそうです。おしゃれです。

 

 

コロナ禍の緊急事態宣言が出た時、グループホームで暮らしていた自閉症の子たちに、究極の選択が迫られていたことを、最近知りました。

 

グループホームとは、障害のある人が、親元から離れて、アパートや戸建てで、世話人さんと一緒に集団生活をする施設のことです。昼間の居場所がある人(一般でも、福祉でもいいので就労している人限定)が、利用できます。

 

息子も、あと10年を目安に、グループホーム入居を目指しています。そんな、障害者の自立をサポートする施設なのですが、今回のコロナで緊急事態宣言が出た時から、面会禁止、帰宅も無しという厳しいことになってしまったそうです。

 

もし帰宅してしまったら、グループホームには、コロナがおさまるまで戻れないのだそうです。「もし1人でも感染者が出てしまったら、全員にうつしてしまうことになるので・・・」ということでの処置だそうです。厳しいコロナ対策ですね。

 

就労先に近いところで、グループホームに入っているので、グループホームに居れないということは、就労にも影響がでてしまうので、コロナ禍で、お子さんにずっと会えていないという方が何人もいるそうです。

 

グループホームに入居しても、週末には実家に帰ってきて、家族とすごし、また週明けからグループホームへ帰っていくという生活が出来ると思っていたのですが、コロナ禍では、そうはいかなくなってしまいました。

 

1日も早い、コロナの終息を願うばかりです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夕飯、もんじゃ焼きにしたのですが、息子が、テレビで見た「あさりとホタテ」を入れたいと言ってきました。

 

午後から、和太鼓のサークルに息子がでかけたので、帰りに駅のスーパーであさりとホタテを買ってきてもらいました。

 

自分で食べたいものを、自分でスーパーで買ってくる。自立への第一歩ですね。

 

 

追伸

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