養護学校で使われていた「進路の教科書」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、鍋の日だそうで、息子が教えてくれました。なので、夕飯は、鍋にしました。これからは、鍋が美味しい季節ですね。

 

今日、息子の部屋の片づけを手伝っていたら、「」私たちの進路」という、将来に向けて、自分の進路を考える内容の教科書がでてきました。息子が、養護学校で、どういう授業を受けていたのか、知らなかったので、興味深かったです。

 

 

はじめにというページに、「みなさんは、今、高等部で勉強していますが、やがて学校生活を終え、社会人として、それぞれちがった道を歩むことになります。このテキストは、進路について勉強するためのものです。自分の進路を考えるには、まず、自分自身を、見つめなおす必要があります。そして、約束ごとを知っておくことも大事です。皆さんが、一歩一歩社会人に近づけるように、このテキストで、進路についていろいろなことを学習しましょう」と書いてありました。

 

内容は、以下のようになっていて、文章は、簡単な漢字とフリガナ付きで、イラストが多くあり、わかりやすく書いてありました。

 

自分の特性について知り、働くとは、どういうことかを知り、社会にでるとは、どういう事かを理解していったのだとわかりました。養護学校の丁寧な指導に感謝です。

 

≪教科書の内容≫

 

○自分のことを知る

 →自分のプロフィールやPRしたいこと、自分の家族や生活スケジュール等

 

○働くこと

 →家の中や学校での仕事、色々な仕事の種類、自分たちの手元に物が届くまで、職場見学等

 

○働くために

 →健康管理、身だしなみ、人との付き合い方、金銭管理等

 

○進路を考える

 →進路先の種類、進路について相談できるところ、履歴書の書き方等。企業就労とは、就労継続A型事業所とは・・・

 

○現場実習

 →実習に行く前に、実習中の生活、実習日誌の書き方、実習のまとめ等

 

○社会人になる

 →社会人の生活、卒業後の健康管理、経済生活、人との付き合い方、余暇活動、困った時、知っておきたい決まりや制度、将来のこと等

 

この教科書を使って、将来についてを学んだ息子。親が思うより、働くということを理解して、しっかり働いていたのは、この進路の授業のおかげだと思います。

 

卒業したので、「もういらない」と言っていましたが、とっておいて、将来グループホームや家を離れることになった時に、使おうと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

突然の雨に、外出先から、電話を入れて、「雨が降ってきたので、洗濯物を入れて欲しい」と、お願いしたら、中に入れて、お風呂乾燥まで、かけてくれていました。

 

以前だと、部屋の中へ入れて干してくれるまででしたが、何回か、「お風呂場乾燥」までを、やったら、言わなくてもしてくれるようになりました。助かります。

 

 

追伸

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