小学校時代の困り感・壁~発達障害に気が付くきっかけ~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、耳鳴りがして、左耳がポコポコいっています。気になるのですが、日柄だそうなので、気にしないようにしようと思います。

 

このところ、就職から、大学、高校とどこで、発達障害の子がつまずくのか、困り感は何か、どういう壁に当たるのかを書いてきました。小学校時代の子どもの困り感、発達障害に気づくきっかをあげたいと思います。

 

≪小学校時代に出てくる問題点≫

 

○45分間、じっと椅子に座っていることができない。立ち歩いたり、教室を出ていってしまう。他の子に、ちょっかいを出して、授業妨害をしてしまう。

 

病院へ行って、診断を受け、薬をもらって飲むことを勧めらられる。

 

○偏食がひどくて、給食がまったく食べられない。給食の匂いが嫌で、教室に入れない、エスカレートすると、給食の匂いが嫌で学校に行けなくなる。

 

○集団行動ができない、出来てもそれだけで疲れきってしまう。学校に行くことがストレスになる。出来ないことを、しょっちゅう先生に怒られ、自己肯定感が低くなってしまう。

 

○忘れ物が多すぎて、必要なものが揃わず授業にならない。

 

○運動会や学習発表会、遠足などの行事が苦手で、練習が始まるとストレスで、自傷や他害、親にあたるなど、問題行動が増える。

 

○読み書きが、極端に出来ない。

 

○友達へ思ったことを言ってしまい、ケンカになる。自分が悪いと認めない、それが続くと、友達が居なくなる。

 

○なんでも「一番」で無いと気が済まない。それがもとで、ケンカになったり、ズルをするようになり、周りから距離を置かれる。

 

○自分が正しいと思っているので、クラスメイトのことを注意しまくる結果となりもめる。告げ口されるので、グループに入れてもらえなくなる。

 

○3年生と4年生の間には、普通級で過ごすことが出来るかどうかの壁があるそうです。先生のいうことだけでなく、子ども間の「ここだけの話・・・」の秘密が守れなかったり、勉強が難しくなるタイミングです。

 

以上です。

 

幼稚園と違い、集団行動が出来ることが前提です。時間割にそっての授業の方が、見通しがたてやすいという子もいますが、嫌いな教科でも勉強しないといけないのはストレスです。

 

色々なことを「我慢」しないと、小学校生活は送れません。集団行動がとれない事から、親子ともに悩み、精神科の受診へつながるようです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が、市の文化祭に出典していたので、作品の引き取りを兼ねて、図書館へ行ってきました。ちょっと、曲がって写っていますが、ロマンスカーNSEと青い鉄橋を一緒に写した「BLUE&BLUE」という題の作品です。

 

 

 

 

追伸

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