親だけが、がんばらなくていいんです。レスパイトの大切さ。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ミルキィ―シルクという甘いサツマイモが手に入ったので、主人が、スィートポテトを作ってくれました。「お店屋さんのようまスィートポテト」というレシピで作ったそうですが、本当にお店で売れそうなくらい美味しかったです。

 

 

スペシャルニーズな子育ては、本当にストレスフルで、たいへんです。兄弟がいる場合は、さらに負担が増えます。1人1人の困り感が違う為、本で読んだり、インターネットの情報だけでは、うまくいきません。

 

お子さんが小さいお母さんには、特に、親だけで頑張り過ぎなくていいと、お伝えしています。診断を受けたら、療育手帳、受給者証をもらい、福祉サービスを使いましょう。

 

児童デイサービス、放課後デイサービスの利用、移動支援やショートステイをうまく利用して、親以外の人との関係を作ってもらいましょう、

 

また、民間のベビーシッターやファミリーサポートの利用も考えましょう。親のレスパイトを、意識して取ることが大切です。

 

スペシャルニーズな子の子育ては、本当に大変です。思い通りにならない子育て。周りからの視線や不安をあおる言葉に、ストレスが溜まります。どんなに丈夫だ、健康だと思っていても、先の見えない育児に、親は、疲弊していきます。

 

精神的に、追いつめられてしまう親御さんも、少なくありません。誰かが、「がんばってますね」、「よくやってますよ」、「たいへんなので、無理しなくていいんですよ」と、声がけしてくれれば、頑張れるのかもしれませんが、そんな声をかけてもらえるのは、稀です。

 

親が、壊れてしまわないように、倒れてしまわないように、自分で自分にご褒美、レスパイトを意識してとることが大事だと思います。

 

レスパイトとは、「一時休止」「休息」「息抜き」という意味です。

 

子どもから、短時間でも物理的に離れることで、冷静になれます。自分のやりたいことをして、子どものことを頭の中から忘れる時間が必要だと思います。

 

心配のない状態で、子どもと離れたことで、家に帰った時に、新鮮に子どもにやさしく接することができます。

 

また、定期的にレスパイトを入れていると、「次回のレスパイトまで、もう少しがんばろう」と、忍耐強くなれます。

 

コロナ禍ですから、ストレスは、今まで以上に高くなっています。

 

スペシャルニーズな子の親だからと、すべてを犠牲にしなくていけないわけではありません。自分の人生を楽しみ、新しいことに挑戦していいと、私は思い、それを実行しています。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が「お父さんとお母さんが結婚したのはいつ?」と聞いてきたので、「1996年」と、答えたら、「来年、銀婚式です。僕が、ホテル三日月に連れて行ってあげます」と、言われました。

 

結婚した年から計算して、今年が、24年目、来年が25年で、サクッと「銀婚式」という言葉が出てきたことに、びっくりです。

 

さらに、実現するかはわかりませんが、「お父さんとお母さんを、ホテルに招待」なんて言ってくれると思わなかったです。うれしかったです。

 

 

追伸

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