下見の大切さ。成人式の羽織袴の試着に行ってきました。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。車に、ドライブレコーダーを付けました。ネット通販で買って、主人がつけてくれました。コードが見えないように、またガタつかないように上手につけてくれました。頼りになります。

 

今日は、成人式用の羽織袴の試着に行ってきました。

 

去年の暮れに、母だけでお店に行き、息子の障害や特性のことを話して相談をしてあったのですが、コロナの影響で、実際に試着に行くのが、延び延びになっていました。

 

写真を前撮りするのは、10月か11月の土日にお店のスタジオで撮影になるそうです。その下見もさせてもらいました。

 

≪羽織袴の試着でした支援≫

 

〇羽織袴は、数が沢山あったので、まず息子のイメージを聞いて、見本の写真から、こんな感じというのを選んでもらいました。まったく見本がないと選べなかったです。

 

〇本人の着たいものを着せてみて、そこから、親の意見を伝えていく。また、親の意見だと聞き入れがたい時は、お店の人を味方につけて、「お店の人も、こっちがいいっていってるよ。そうですよね(お店の人にアイコンタクト)」と、色や柄がド派手にならないように、調整しました。

 

〇実際に、3着試着して、紺色にしました。青でなく、紺色というのがポイントで、相鉄線のネイビーブルーの色だということで、これにしました。(写真より実際は紺色です)ポンポンの色は、金でなく銀色に親の意見で変えてもらいました。この方が、落ち着きます。

 

 

〇実際に着付けをしてもらって、トイレの行き方、小と大の仕方をお店の人からレクチャーしてもらいました。裾の揚げ方、用足ししたあとの、袴の直しかたなど、支援する方法も習いました。成人式当日は、男のガイドヘルパーさんに同性介護で付き添ってもらうので、トイレまでついていってもらいます。

 

〇足袋をはいて、実際に草履も履かせてもらって歩く練習をしました。足袋のサイズは、靴は26センチでしたが、25.5センチにしました。草履も、実際に履くと、靴と違う歩き方になるので、下見で履かせてもらってよかったです。

 

〇撮影をするスタジオの中に、入らせてもらって、どこにカメラがあって、どういうポーズを撮るのかの説明をうけました。着付けをする建物から、そのまま行けるスタジオなので、その場で済むのがいいと思いました。

 

〇写真撮影の日や、成人式の日の着付けのことも相談して、人の多くない時間帯、前の人が遅れて、押しのない朝一を勧められました。男性は、着付けだけなら20分で済むそうなので、女子よりは、楽ですね。

 

以上、羽織袴の試着と写真撮影の下見でした。事前に、色々話しておいたので、とてもスムーズに進められてよかったです。

 

学校行事や遠足なども、きちっと下見をしておけば、息子は、当日、落ち着いて参加できます。

 

自閉症の子は、記憶がいいので、一度行った場所のことは、隅々まで覚えています。なので、場所による緊張がない状態で参加できれば、人やコミュニケーション、団体行動に、自分の意識を集中することが出来きます。

 

あとは、成人式会場になるスポーツセンターの下見に、成人式までに行ければいいなあと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

プラレールのリメイクに、使うプラパンと瞬間接着剤を、買いに行きたいと息子に言われました。

 

プラレールの直し方が、我流で、なかなかうまくいっていなかったので、「お父さんに、キレイに直す方法を教わるといいよ」と、声がけしたら、お父さんに聞いて、実際に直していました。

 

以前なら、大好きなユーチューバーの人のやり方しか受けいれなかったのですが、実際に教えてもらうほうが、わかりやすく、キレイになると理解できたようです。

 

 

追伸

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