娘の宿題をどこまで手伝うか、難しい「さじ加減」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランターの空中スイカにネットを付けてみました。上から、麻ひもで吊るしてあります。今は、ビリヤードの玉くらいです。どのくらいまで大きくなるのでしょうか、楽しみです。

 

 

娘が高校の経済学のレポートで商店街の取材をすることになりました。娘は、最寄り駅の商店街で、買い物をしたことがなく、まったくイメージがわかなかったようで、母に色々聞いてきました。

 

商店街のホームページなども見て調べたのですが、会長さんが誰なのかわかりませんでした。また、実際お店に行って、インタビューしないといけません。インタビューをするとなると、人に話しかけるのが苦手な娘には、ハードルが高いようでした。

 

「どうしよう、困った、助けてお母さん」と、始まってしまいました。まずは、宿題のプリントを見せてもらって、作戦会議です。

 

母が、宿題全部段取りしてしまっては、勉強になりません。でも、1人では、ぜったい終わりません。なので、きっかけを作ったり、一部を手伝うようにしています。

 

今回なら、「会長さんを調べるのは、自治会を管理している市の産業復興課へ連絡とってみたら・・・」とアドバイス。娘は、さっそく、市役所へ出かけていって、連絡先を聞いて帰ってきました。

 

インタビューは、聞くことを全てメモに書いていました。どんな内容を聞くのか娘から聞きとりました。直した方がいいという箇所は、ダメだしするのではなく、「お母さんなら、こう聞くけど・・・・」と、あくまで提案という形でアドバイスします。、

 

あと、母がお店の人役で、模擬インタビューもやりました。実際に話す練習の方が、効果が高いと思います。これも、1人では出来ないので、母が手伝ったことになります。

 

娘の対人面の苦手さ、先を見通すことができないという特性の部分は、手助けしました。でも、それ以外のことは、自分で調べてやってもらいました。

 

宿題は、きちっと提出しないと成績がつきません。あ「わからないから、やらないとか、適当でいいや・・・」と、ならないように、最低限のところは、母が手伝いをしています。

 

それから、提出期限を守って提出できているかは、声がけします。せっかく期限内に、宿題をやっても、出し忘れがあるからです・・・

 

宿題を手伝う「さじ加減」、本当に難しいですね ( ̄_ ̄ i)

 

【今日のいいとこ探し】

 

お給料日だった息子。通帳とカードを忘れたと、会社から電話があり、ATMのある最寄り駅まで届けにいきました。

 

帰りに、買い物をしにドラックストアーによったのですが、そこで、オレンジゼリーいり飲料を見つけました。「○○(妹)、このオレンジジュースなら飲むんじゃない、買ってあげようよ」といってきたので、買いました。

 

自分の分だけでなく、ちゃんと妹のお土産まで気にする、優しい息子でした。

 

 

追伸

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