何回も同じ質問をしてくる時の対処法 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。大掃除3日目です。寝室の上の屋根裏部屋の掃除が終わりました。子どもが生まれる前にいっていたスキーやキャンプ用品が色々でてきました。使わないものは、思い切って処分しました。

 

自閉症の子で、言葉が多くない子によくあるのが、同じ質問を何回も聞いてきて、親や支援者がイライラするという事があります。

 

息子も小さい頃、よく決まった質問をしてきて、何回も同じ返事をしないといけない時期がありました。その時の対処法をあげてみます。

 

〇同じ質問をしてくる場合、言葉が多くない子(語彙が少ない子)は、そのことを言っていない場合があります。

 

例えば、ディズニーランに、夏休みに行くことが決まったとします。その日から、「ディズニーランド行く、ディズニーランド行く?」と、毎日言われたら、親は、「ディズニーランドに行くのは、夏休みでしょ・・」と、キレてしまいそうになると思います。

 

この場合は、もしかしたら子どもは、「ディズニーランド、夏休みに行くの楽しみにしているよ。お母さん」と、いう意味で言っているかもしれません。そういう時は、子どもがどう思うかを、親が想像を働かせて、返事をかえてみましょう。「夏休みに、ディズニーランド行くの楽しみだね」と、同意の言葉をいってみてください。納得すれば、何回も聞いてこなくなります。

 

〇目で見てわかるようにする。文字がわかる子なら、文字で書く。カレンダーに印をつけるのもいいですね。

 

「ディズニーランドに行くのは、8月1日です」と、紙に書いて渡しておく、または、カレンダーの8月1日に「家族で、ディズニーランドに行く」と書いて、子どもに「ディズニーランド?」と聞かれたら、カレンダーを指さし、「8月1日に、ディズニーランドにいきます」と、伝えましょう。

 

〇「ブロークンレコード」という手法で、子どもが「ディズニーランド行く、ディズニーランド行く」と言ってきたら、親も「ディズニーランド行く」と子どもが言っている言葉をそのまま「オウム返し」で繰り返すのです。

 

子どもの方で、親に何かいって仕方がないと諦めてくれます。

 

〇同じセリフに、同じ答えが返ってくることで、安心を得ている場合は、それに付き合うことが、必要な場合もあります。

息子の場合は、「ナス、塗らなくていい~!」といったら、「ナス塗るよ」という、掛け合いが、寝る前の挨拶がわりです。これをきちっとしないとグダグダになります。

 

すぐに、効果は出ないかもしれませんが、いろいろと試してみて、自分のうちの子に合う方法を探してみてください。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘と息子に、「今日の昼ご飯のもんじゃ焼きか、明日の夕飯のカレーを作って欲しい」とお願いしたところ、息子が、今日の昼のもんじゃ焼きをつくってくれることになりました。

 

 

袋の裏の作り方を見ながら、キャベツの千切りも細かくできました。

 

4人前なので、袋を見ながらだと、2人前になってしまうので、ちょっと戸惑っていましたが、口頭指示で、2倍にできました。

 

アレンジレシピで、餅入りチーズもんじゃも作ってくれました。おいしかったです。

 

追伸

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