視覚支援をしたつもりが、認識のずれで失敗 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中はお天気がよかったのに、午後からあんなに雨が降ると思いませんでした。かわりやすい天気ですね。

 

昨日、娘に昼ご飯の用意&片付けをお願いしたのですが、そこで問題発生。手順がわからないと、途方に暮れる娘に、かなり細かい「指示書」を書いておきました。

 

実際に冷蔵庫に入れて置いた、唐揚げやサラダや漬物にも、これが「〇〇のです」、「レンジでチンしてカレーにのせる」など、付箋をはりました。一目見てわかる、視覚支援です。

 

昼ご飯の準備は、よかったのですが、炊いたご飯を、冷凍する用に、小分けにして欲しくて、「サラダボールに、ラップを敷いて、ご飯を入れて包みます。レンジの前で、冷ましてから、冷凍庫へ入れてください」と、書いたら、写真右のような、小さいご飯ができました (;゚Д゚)

 

 

「サラダボール」とは、母は、左の大きめの深皿のことを指していました。なぜ、娘は間違えたのでしょうか。

 

野菜嫌いの娘は、右の小さいスープ皿でしか、サラダを食べたことがありませんでした。

 

なので、娘からしたら、サラダボールは、小さいほうのになります。認識のずれが生んだ悲劇ですね。

 

こちらが思うことと、子どもたちの認識にずれがあると、今回のような失敗をしてしまうと思います。出来るだけモノの名前や動作については、娘と、認識のすり合わせをしたいと思います。

 

次回は、間違えないように、ご飯を包むのに使って欲しい皿を、しゃもじとサランラップと一緒に置くことにしようと思います。視覚支援の基本「一目見てわかる」を目標にします。

 

【今日のいいとこ探し】

 

テレビで、ホスピタルクラウンのことを取り上げていました。「僕のやりたいのは、これなんだよね」と、それをみながら息子がいいました。

 

「肢体不自由の子や障害の重い子を、楽しませたい。その子達のかわりに、絵を描いたり作品を発表して、応援したい」と、息子は、以前からいっていました。

 

自分に発達障害があるとわかっていて、こう考える息子の気持ちをなんとか、形にしてあげたいと思うのですが、なかなかその方法がみつからず、もどかしいです。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村