海神アマビコ(アマビエ)に祈りを込めて・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、いいお天気でしたね。主人は、花粉症なので、部屋干しでしたが、まくらカバーやシーツも洗いました。

 

コロナウィルスにかかる方、残念ながら亡くなる方の人数が、日々増えてきました。家から出ない、人と接触すのを避ける以外に、私たちがやれることは、少ないのですが、以前から気になってやりたいと思っていたことがあります。

 

それは、海神(妖怪?)といわれているアマビコの画を、疫病封じのために描くことです。実は、厚生労働省が、若者向けの「コロナ啓発のアイコン」でも、アマビエの画が採用されています。

 

そもそもアマビコ(アマビエともいう)とは、どういう、いわれがあるのか、調べてみました。

 

江戸後期(19世紀中ごろ)に、肥後の国(現代の熊本県)に、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が海に赴いたところ、姿を現したものがいて。

 

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエ(コ)と申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが、疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったという逸話が、瓦版が絵入りで残っているのです。

 

アマビエというのは、妖怪であると、水木しげるさんなども、イラストを描いていますが、もともとは、アマビコ(海彦や天彦と書く、海の予言神)を伝承するうえで、アマビエと書き間違えたところきているようです。なので、私は、海神であるアマビコと呼びます。

 

今、コロナウィルスが猛威を振るう中、そのご利益を得たいと考え、アマビエ(アマビコ)の画をみんがで描いて、広めるというアマビエチャレンジが行われているのです。

 

私も、描いてみました。これに、どれくらいの力があるかはわからないのですが、何もしないより、自分の出来ることをしたい。これがあるから大丈夫と思いたい、心の拠り所になればと思いました。

 

 

自閉症の子も、同じだと思います。療育やソーシャルスキルトレーニングでは、「これがあるから、自分は大丈夫」と、思えるものを持つことを勧めています。お守りですね。

 

ちなみに息子のお守りは、小学校の宿泊学習の時は、お母さんと一緒に寝ている写真。嫌いな運動会は、頭からかぶるブランケット、一人の外出の時は、「お助けカード(母の連絡先が書いてあります)」と、黄色いボクサーパンツ。電車を見に行くときは、必ず履きます。

 

親がいなくて、自分だけの場面で、不安になった時に、「これがあるから大丈夫」、「いざとなれば、これをすればいい」と、心の支えになるものを作っておくっと、強くなれると教わりました。

 

何もしないのでなく、何かをしている自分は、大丈夫と思いたいです。コロナウィルスの一日も早く終息を願うばかりです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘が、お友だちと電話で話をしていて、食後の洗濯機回しのお手伝いができないので、「お母さんやって・・・」と、頼まれました。

 

「いいよ」と請け負ったら、息子が、「僕がやります。中学生の時は、僕がやっていた仕事です」といって、かわってくれました。優しい息子です。

 

色別、素材別にきちっと分けて洗濯ネットに少量づつ入れて洗ってくれました。娘より、仕事が丁寧です。

 

追伸

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