LADです。今日も、実家へ行って、竹林のイノシシ除けを作ってきました。息子も、切った竹を、どんどん運んでくれて働いてくれました。そして、例年より、半月以上の早く、25㎝もあるタケノコ掘れました。
小学生の高学年のお子さんを支援級に通わせているお母さんから、自力通学の練習方法について聞かれました。子どもの状態、学校までの距離などで、個々に練習方法はちがいます。
今は、朝は、お母さんが登校班に付き添い登校。登校班の列に入っていて、お母さんは、後ろをついて歩いている状態。帰りは、学校の校門まで迎えに行っている。
≪練習方法≫
〇交通ルールをしっかりと、教えておく。信号を守る、歩道を歩く、自転車や歩行者が前から来たら譲る等。これが理解て来ていないと、自立登校は、絶対にできません。
〇お子さんに、「中学校に行くまでに、1人で登下校出来るようになろうね」と、目標を伝える。いきなりだと、子どもが不安になるので、少し先の目標を立てましょう。
〇学校の先生に、「将来を見据えて、自立登校の練習をしたい」と、相談して、許可をもらう。自立登校来ることは、将来の自立通勤へつながり、就労の時に、企業就労などに、選択肢が広がります。
〇朝か帰りか、どちらか片方から始めるようにしましょう。いっぺんに始めると子どもが不安になります。お子さんのモチベーションの高い方を選びましょう。例、学校へ行くのが楽しみ、登校班に慣れているなら朝。家に早く帰りたいなら、帰り等。
〇朝の登校班は、他の子の負担もあるので、同じ登校班の班員の子どもたちや地区役員さんなどにも、自立登校の練習をすると相談しておきましょう。
〇朝なら、一緒に歩くのでなく、登校班の後ろか見守り、学校に着くまで付き添うのでなく、目標物「学校の手前の信号まで」等、途中で目標になるとこからは、見送りする旨を子どもに伝える。徐々に、距離を伸ばしていく。集合場所まで、最後に、自宅からの見送りにしていく。ここまでいくのに、その子によって出来るよになる時間は、違います。
〇帰りなら、学校の昇降口までを、校門まで、途中の公園までと、迎えに行く距離を徐々に伸ばしていく。子どもより、先に待ち合わせ場所まで行くようにする。
→万が一、お母さんがいなかったら、家まで帰ってきていいことを伝えておく。ここをきちっとしておかないと、子どもが不安になり、自立登校をやりたがらなくなる。
〇親が付き添わない途中で、トラブルになる可能性があるので、連絡方法を確保しておく。
→息子の場合は、ランドセルに、「僕は、話すほど、言っている言葉の意味がわかりません。何か困ったことがあれば、お母さん携帯△△か、□□小学校支援級まで連絡してください」と書いた紙をランドセルあけたらすぐ見えるところに入れておきました。成長に伴って、それは、「お助けカード」になり、財布に入れていました。
→「ヘルプカード」や「登校練習中です」などの、キーホルダーもあります。使ってみるといいですね。キッズ携帯を携行OKな学校もでて来ているようです。
自立通学は、なかなか難しいものです。息子も、小学校は、帰りは4年生くらいから、1人で大丈夫でしたが、朝の登校班は、人数の関係で、副班長に任命されてしまったので、母が6年間付き添いました。
自立登校が出来るまでに、4年間かかりました。でも、出来るようになったら、親も楽になりましたし、本人も、自信がついたようです。
その後、電車やバスといった公共交通機関に乗れるようになり、進路がとても広がりました。焦らず、時間をかけて、チャレンジするといいと思います。
【今日のいいとこ探し】
竹林のある山の尾根で、母が1人で防護ネットを張っていたら、「お母さん、僕手伝うから大丈夫だよ」と、登って来て、さくさくとネットを、竹に結束バンドで結んでくれました。
フットワークが軽い息子です。ただ、さすがに3時間も続けて働いたら、疲れてしまったようで、「もうおばあちゃんの家に帰って、ゲームしていていいよ」と言ったら、大喜びしていました。お疲れさまでした。
追伸
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