「全てを見せればいいわけではない」情報のコントロールの必要性 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日の最高気温19.5度、空は晴れているのに、昼過ぎにぱらりと、にわか雨がふりました。今日は、東日本大震災から9年目になります。涙雨でしょうか。震災で亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

 

買い物の途中の隧道で、ハクモクレンが満開でした。このところ、気持ちがふさぐことが多かったのですが、空に突き抜ける立ち姿を見て、心が洗われました。植物の生命力の強さを感じます。

 

 

コロナウィルスの猛威は、なかなかおさまりませんね。大型イベントや不要不急の外出をしないようという政府からの要請が、さらに10日間伸びました。

 

連日、テレビでは、感染者がまた増えた、どこそこが、クラスターになったと、報じています。必要な情報もありますし、親は、気になるのでテレビをつけてしまいますが、つけっぱなし、流しっぱなしは、よくないと思います。

 

「行ってはいけない所を知らせたり、睡眠や栄養の大切さ、手洗いや咳エチケットのことなど」、見せたいこともありますが、あまりにも不安な情報ばかりを子どもに見せ続けるとよくありません。

 

自閉症の子は、特に、強迫性神経症につながったり、不安で体調に不調をきたす子もでてくると思います。コロナウィルスにかかると怖いので、手を執拗に洗い続けたり、除菌しないとモノに触れなくなったり、食べ物を受け付けなくなるケースも心配です。

 

自分で、情報を遮断できない子、または判断ができない小さい子は、親が情報量をコントロールする必要があると思います。親も不安で、情報を集めたいと思いますが、テレビを消して、過ごす時間を作りましょう。

 

子どもと遊んだり、一緒に家事をしたりするといいと思います。コロナのことを忘れる時間をもちましょう。親の不安は、子どもに伝わります。制限があるけど、家で家族で楽しく過ごせることが大事だと思います。

 

それでも、不安をお持ちのお子さんへ。息子も、「コロナがうつったらどうしよう・・・」と言っていたのですが、日中一時支援事業所がくれたお手紙を息子に読んで聞かせたら、安心していました。

 

≪手紙に書いてあったこと≫

 

〇検査が健康保険適応になったので、検査がしやすくなるので、罹っても比較的早くに診断がでるようになります。

 

〇感染拡大期に入り、かかる人はかかるが、かからない人は、かからない。かからないために、うがい手洗い、顔洗い、部屋の喚起を1,2時間おきにする。睡眠と栄養をしっかり取る。マスクをする等の感染予防策を取りましょう。

 

〇かかった時は、絶対周りに広めない行動をとることが、求められます。例、家で、治るまで外に出ないで過ごす。お友だちや兄弟とも遊べません。マスクをして、人にうつさないようにします。

 

〇10~20才の思春期が、免疫力、回復力ともに、人生で一番高い時です。10代のコロナウィルスによる、致死率は低くく、かかっても、体力があれば、治ります。

 

〇今、世界中で被害を最小限にとどめるために、努力しているところです。感染拡大は、被害の大小はありますが、必ず収束します。大丈夫です。

 

以上、子どもも読んで納得できる内容でした。一日も早い収束を願うばかりです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夕方、買い物に出たら、帰るのが遅くなってしまいました。冷やし中華にすると決めていたので、冷蔵庫に具材は入っていました。

 

娘が、母が帰る前に、お湯を沸かして、キュウリを切り、卵焼きを焼いて準備をして待っていてくれていました。

 

娘も、やれば出来るという事がわかりました。優しい娘です。

 

追伸

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