ヘルプカードが実際に役に立った事例 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、最高気温17度と暖かかったですね。2月とは、とても思えません。野菜や果物への影響。夏の水不足など、今から、色々心配です。

 

今日は、養護学校の時のお母さんとランチをしました。卒業しても、時々会って、近況報告をしています。

 

その時に、ヘルプカードの話題になりました。もうすぐ、オリンピック、電車やバスの公共交通機関を使っている障害のある子達は、けっこう大変という話なりました。

 

応援の警察が他の都道府県からきたり、テロ対策や不審者チェックなどで、いつも以上に、通勤途中に、職質にかかる可能性が高いのだそうです。

 

その際、うまく説明できないと、制圧されたり、拘束される場合も出て来てしまうそうです。ちょっと、心配ですね。

 

その時の役立つのが、このヘルプマークです。裏に、親や勤務先の電話番号を書いて、障害があるので、当人ではなく連絡をしてきてほしい旨を書くことができます(自由記入)

 

 

実際に利用しているお子さんで、最近役にたったことがあるそうです。そのお子さんは、体力的きついので、仕事帰りにバスや電車に乗った時に、空いていると優先席に座ることがあるのだそうです。

 

一見すると、障害があるように見えないので、今までは、おばあさんに、よく「優先席に、若もんが座ってるんじゃないわよ!!」と、怒鳴られ、立ち上がらされて、嫌な思いをしていたそうです。

 

ヘルプマークをリュックに着けるようになってから、そう言われることがなくなったそうです。お子さんも、ストレスか緩和されて、穏やかに、通勤できているそうです。実際に、子どもの助けになるものですね。

 

わが家の場合もそうですが、普段目につかないように、リュック脇のポケットにいれておいて、困った時に裏の連絡先を見せるようにという使い方をしている方も多かったです。

 

駅に、ヘルプカード啓発ポスターが貼ってあったり、警察や駅員さんも、ヘルプカードの意味を知っています。

 

ヘルプカードは、障害のある人だけでなく、妊婦や内部疾患の人など、援助や配慮を必要としている人が持つマークです。

 

この取り組みが、全国的に広がっていくといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今、手湿疹がひどく、傷パワーパッドをいう絆創膏をよく使う息子。傷パワーパッドは、水に強く、一度貼ると4日間貼り続けられて、お風呂もOKです。痛みの緩和にも優れているので、値段はちょっとはりますが、息子も愛用しています。

 

自分で辛い時に、絆創膏を貼るようになった息子。最後の1枚になったら、ちゃんと「お母さん、スポットタイプの傷パワーパッドが、あと1枚です。新しいのを買ってきてください」と、教えてくれました。

 

凄い成長ですね。無くなってしまう前という、心遣いが、うれしかったです。

 

追伸

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