先生から、親がしてもらってうれしかったこと。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、曇りでしたが、暖かかったですね。梅に引き続き、桜の花も見つけました。本当に、今年は、春が早いですね。

 

 

親の会で、大学の保育科の授業に、親の体験談を話に、行ってきました。卒業後は、保育士さんになって、障害児保育にもかかわる学生さんたちの前で話をしました。

 

その中で、伝えたかったことは「先生から親がしてもらってうれしかったこと」です。幼稚園が、インクルーシブだったので、本当に良くしてもらいました。

 

人と関わる事、地域の中でやって行こうと思えたの、この幼稚園との出会いのおかげです。そこの先生方は、本当に素晴らしかったです。今でも、年賀状のやり取りをしています。

 

≪ 親がしてもらってうれしかったこと、心強かったこと≫

 

 (1) 子どもの成長を、幼稚園の先生が一緒に喜んでくれる。

 →親は園での様子で、「xxで困った」「xxが出来なかった」だけでなく、「○○ができた」「お友だちの△△ちゃんがこうしてくれた」、結果には結び付いていなくても「◇◇をがんばっていました」という内容が聞きたい。子どもの成長を、幼稚園の先生と一緒に喜べたらうれしい。 

 

(2) 先生が、うちの子のことを「好き」といってくれる。

 →先生から、自分の子どものことを「〇〇君のこと、好きです」、「〇〇ちゃんのこういう行動、かわいいですよね」と言ってもらえたり、態度に出してもらえると、親は、ほっとして先生を信頼できるようになります。

 

(3) 障害があるからと特別扱いしない。

  →障害があるからと特別扱いするのでなく、まず親御さんが、どうしたいのか、子どもがどうしたいのかを聞きとり、それに近づけるために、できることを一緒に考えて欲しい。出来ないことを前提に、手助けしすぎないで欲しい。待つ支援もあります。

 

(4) 「なぜ、親がこう言ってくるのか、なぜそういう必要があるのか」を、寄り添って考えてくれる。

  →親が言ってきたり、お願いしてきたことは、すぐに「出来ません」とか「人数が多いので個別には、対応できません」などと、断らないで欲しい。「お母さんの希望は、〇〇ですね」と、一度気持ちを受け止めて欲しいと思います。「なぜ、親がこう言う必要があるのか」と、意識して考えて欲しいですね。

 

(5) 定型発達の子たちが何をしているか、何に興味を持っているのか教えてくれる。

  →年齢相応の定型発達の子たちが何をしているか、何に興味を持っているのか、障害児を育てている親は知らないので、情報を教えてもらえると助かりました。ポケモンが流行っているとか、こんなゲームが流行っているということを教えてもらうと、子どもに買い与えて、お友だちとの会話が増えるようしたり、親も対応できます。

 

最後に、生徒さんが感想を書いてくださり、その内容に感激しました。本当にみなさん、いい先生になると思います。いい経験をさせていただきました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子でなく、娘のことです。今日は、高校の入試の日で、在校生はお休みでした。コスプレをするといって、朝から、お友達が家に遊びに来てくれました。

 

さらに、お昼から、もう一人、「暇だから遊びにきたよ~」と、お友だちが増えました。

 

中学時代から、お友だちが遊びに来ることが、ほとんど無かった娘にも、家に呼べるお友だちができたこと、すごくうれしいです。高校生活を楽しんでくれているようで、本当によかったです。

 

 

追伸

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