年末年始の過ごし方~親戚の集まり編~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子は、ガイヘルさんと、今年最後のお出かけでした。出かけてから、「携帯電話忘れた」と、連絡があり、駅まで届けました。「忘れ物は無い?」と、聞いたのに、困ったものです。

 

うちも、もうすぐお正月で、実家に帰省しますが、小学校の支援級在籍のお母さんから、「お年始で親戚が来るのだけれども、障害のことをオープンにしていないし、親(祖父母)には、おとなしくさせておきなさいと言われて困っている」という相談をうけました。

 

息子が小さい頃は、多動で、言葉もうまくしゃべれていなかったので、困りました。そんな時は、「言葉が遅くて」とか「元気よすぎてたいへんなんです」といっていました。

 

お年玉をもらっても、お礼が言えなかったので、両手でもらって、お辞儀をするということだけは、やるように教えました。それだけでも、カッコはつきます。

 

あと人が多いのはは、苦手だったので、食事が終わったら、そうそうに宴席から引き上げて、テレビでビデオを見たり、3DSなどのゲームOKにしました。いつもなら、時間制限するところですが、ここは、制限なしにしました。それで、静かになるなら、かまわないことにしました。

 

子どものクールダウンの場所を決めておく。静かな部屋や、ソファ―や椅子など、子どもの定位置を決めておくと安心できます。そこに、お気に入りの毛布やタオル、ぬいぐるみなどを置いておくといいですね。

 

あと、初めて渡す、おもちゃや本を用意しておきました。目新しいおもちゃは、遊びに夢中になってくれるので、時間を稼げます。

 

お正月料理やおせちは、いつも子どもが食べ慣れているものと違います。食べられないものの多いので、好きなパンやうどんなどを用意して、皆と違っても、OKにしていました。

 

家にいて、煮詰まった時は、外へ出かけるようにしました。初詣に近所の神社までとか、コンビニまで買い物など、家にずっといないように、体を動かすことに積極的にしました。走って飛ばす小さいタコは、いい運動になりました。

 

親戚の方とは、年に数回しか会いません。無理に、障害名を言うこともないし、なんなら「発達が少し遅くて・・・」、「学校へは相談しています」、「専門の療育機関にかかっています・・・」などと説明するといいと思います。

 

じっとしていない、騒がしいなら、さきに「元気が良すぎて困っています」、人との関わりは苦手なら、「人見知りが激しくて」とか「シャイで親以外の大人と話さないんです」などと、個性として、特性説明をしておきましょう。先に行ってしまえば、いくらでも、フォローができます。

 

いつもと違う「特別な日」が、お正月です。毎年、1月に、お正月を過ごしていれば、1年に1回の「特別な行事」として、お正月が刷りこまれます。いつまで、実家にいるのかを明確にして、見通しを立て、もらったお年玉で、好きな物を買うのも、いいご褒美ですね。

 

相談のあったお母さんにも、上記のことを伝えたところ、「これなら、出来そう」と、お返事をいただきました。落ち着いて、楽しく過ごせるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】 ※娘偏

 

娘が、昨日来た姪っ子さんのうちの子と一緒に作りました。アイロンビーズです。好きなアニメキャラだそうです。大きさ、20㎝、足を差し込めるようにして、自立します。なかなかのクォリティーです。

 

 

 

追伸

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