農業の高齢化と福祉就労のマッチング | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温が15度こえで、暖かったですね。玄関横のプランターに、お正月の雰囲気を出してくれる葉牡丹を植えました。写真では見にくいですが、紅い方は、改良種で、メタリックな輝きがでる「光子ロイヤル」という種類です。

 

 

朝、実家の母から連絡があり、休日、「息子にミカン狩りの手伝いに来て欲しい」との依頼でした。

 

ミカンを、木からとるのは、高齢の父と母でなんとかなるのですが、軽トラック荷台に、ミカンを入れたコンテナ(20㎏)を載せるのが大変なので、息子に来て欲しいのだそうです。

 

農業は、やはり体力勝負なところがあります。また、植え付けや収穫時期だけ、人手が要るという、変則的な人不足がおこります。

 

なので、機械化では、対応できない部分に、福祉就労のマンパワーを投入できるのではないかと思います。

 

息子を見ている限りだと、果物や野菜の収穫。その運搬。出荷などをしているのなら、洗いや袋、箱つめも、最初に丁寧に教えれば、商品としてちゃんと、扱うことが出来ると思います。

 

農業を理解して、指導できる支援員さんがいれば、事業所の受注作業として農業を軌道にのせることが出来ると思うのです。利用者さん3~4人に支援員さん、1人のチームで、依頼のあった農家へ事業所の車で行き、作業をする。

 

農作物なので、はっきり日にち指定は、難しいのかもしれませんが、農家は、やって欲しい作業と、日時の予約をする。その日の前に、下見と予行練習をする日を設けて、実際働くときには、一定の品質とスピードを確保する。

 

農作物は、1年単位なので、続けて仕事がもらえれば、やることは、毎年繰り返しになります。

 

障害者の働く場の確保にもなりますし、高齢化によって、日本の農業の先細りが叫ばれているなかで、その一つの解決策のモデルとならないでしょうか。実家の様子から、そんなことを考えてみました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

清掃の仕事なので、水を使う息子。あかぎれが出来てしまったので、保湿のハンドクリームを塗るようにいい、買ってきて渡しました。

 

すると、「これは、会社で塗るのでロッカーに持って行きます」と言って、持って行ってしまいました。家の用のをもう1個買いましたが、確かに、仕事場で休憩時間や仕事後、すぐに塗る方が効果的ですね。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村