LADです。近所の公園で、絵に描いたようなカラスウリを見つけました。赤くてカラスが食べそうなので、カラスウリというそうですが、実際は、美味しくないし、中身スカスカで、カラスは食べないそうです。
成人のお子さんをお持ちのお母さんたちと、話した時に、自律した自閉症が身につけるべきスキルは、何かという話になりました。
1)お願い、人に聞く
→困った時に、人にきいたり、「教えて欲しい、やって欲しい」と、お願いが出来ると、とても生きやすくなるそうです。仕事をするうえでも、緘黙して、固まってしまわれると、1人にしておけないので、とても困るそうです。障害が重くても、困り感を支援者に伝えられる人は、雇ってもらいやすいそうです。
2)自分で調べることができる
→自閉症の人は、独学の人です。人に教わることが、苦手です。人に聞くことが出来る人でも、出来れば、自分でわかるほうがいいと思っているようです。そんな特性があるので、「自分で調べる」ことが出来ると、ずいぶん気持ちが楽になります。
→インターネットは、とても便利です。住所や電話番号、名前を安易に入力しない。住所を特定されるような投稿はしない。自分の顔、お友だちの顔の写真をアップしないなど、基本的な危機管理ができている子なら、インターネットの「検索」は、便利です。「文字入力」できなくても、「音声認識機能」も使い勝手がよくなりました。
→何か困った時に、例えば、バイトを始めたいが、面接で何をきかれるのかわからなくて不安だという場合、「バイトの面接」と、検索すると、服装やよくされる質問の答え方例などが、読みやすく、マンガなどになっているサイトもあります。視覚優位な子達なので、見通しを立てるために、有効な手段です。
「お願い」と「自分で調べる」は、有効なスキルですが、自閉症の子が、自然に学んで身につけるのは、とても難しいです。すぐ身につくスキルではないので、小さい頃から練習を積んでいくことが必要になります。
療育先の先生にも、このスキルを身につけさせたいと、お願いしておくといいですね。
【今日のいいとこ探し】
追伸
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