「視覚支援」を自分のモノにする息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子のお給料日でした。ATMの操作を教えるために、駅の改札で待ち合わせましました。手順が悪く、本人も不安がるので、まだしばらく付き添って練習しないとダメですね。

 

家に帰って来て、テレビの録画で、飛行機事故に関わる事件のことを観ていた息子に、途中からリビングにやって来た娘が、「どんな飛行機事故だったの?」と、聞きました。

 

「2機が、交差してぶつかった事故・・・」と、息子が説明するのですが、ピンとこなかった娘。

 

その姿に、息子が、「絵を描いて説明するから・・・僕、飛行機の絵、あんまりうまく無いのに・・・」と言いながら、描いた絵です。さらに、パソコン上に、事故の映像も映し出して娘に見せていました。

 

 

絵は、特徴掴めて、よく描けています。娘も、すぐに、「同じ高さで直角にぶつかったんだね」と、理解しました。

 

説明してわからないことは、絵に描く。「視覚支援」の基本ですね。

 

息子は、自分が、小さい頃から、一目見てわかるように「視覚支援」されていたので、とっさに説明してわからないことは、絵に描いたり、物を見せたりするようになっています。

 

言葉が流暢ではないし、説明が苦手な息子ですが、「視覚支援」を、使いこなし、モノにしていますね。すごく成長したと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

しっかりしているようで、自閉症っぽいと、思うことが今日ありました。

 

駅で待ち合わせた時に、改札から出てきた息子は、朝、まだ肌寒いからと着て行ったフード付きの長袖コートを着ていました。最高気温29度の日にです。

 

めちゃくちゃ暑そうです  Σ(゚Д゚;エーッ!

 

「朝と同じ服装で、帰ってこなくていいんだよ。暑かったら、コート脱いでリュックに入れる。その為に、リュックにパンパンに物を入れないようにして、隙間があるんだよ」というと、「そうか、脱いだら、リュックにいれればいいんだね。気づかなかった!」と、いっていました。

 

体温調節を考えず、朝と同じ服装をキープしたい自閉症っぽい息子でした。この気温ですから、熱中症が心配です。

 

追伸

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