LADです。今日は、朝から実家へいって、お茶摘みのお手伝いをしました。両親の高齢化、お茶摘みをお手伝いしてくださる方の高齢化に伴い、アラフィフの私でも若手で頼りにされています。
原始的に、手摘みです。
摘んだお茶は集めて、その日のうちにお茶加工場へもっていきます。
お手伝いに来てくださったおばさま、おじさまが、とにかくよくしゃべるんです (;゚Д゚) 手は、お茶を摘みながら、地元の生な情報をゲットする大切な時間になりました。お茶摘みは、情報交換と社交の場なのだということが、よくわかりました。
息子を連れて、このお茶摘みに来ていたことも何回があったので、4月から就労して、社会人になったことを報告したところ、知り合いのお子さんが、成人してから診断がついたのだけれど、今は、家に引きこもりで困っているので、アドバイスが欲しいとの相談を受けました。
知り合いの方は、その方へ、相談、アドバイスを求めてくるのだか、全然わからないことなので、困っているとのことでした。
大学院まででた高学歴の方で、技術系のお仕事だけの時は、よかったのですが、営業の仕事もやることになってから、「会社へ行くのが辛い、人に合わせての仕事が辛くなってしまった」ということで、数年の休職を経て、退社してしまったそうです。
うつ症状もあり、病院へかかってるそうで、家庭での問題行動もあるということで、親御さんが困っているとのことでした。
あくまで、「私の知識の中のことです」とおことわりして、「アスペルガー症候群」の診断があるそうなので、以下のようなことをアドバイスしてみました。
○親御さん、お子さんだけで悩まず、外部へ相談することをすすめました。ハローワークや病院へ相談する。本人がいなくても、親御さんだけでの相談もできる。
○一緒に住むことで、親御さんが問題行動への刺激になってしまっているようなので、別居や日常生活の分離を提案。一人暮らしもしていた方なので、生活力はある。
○再就職は、本人の特性を理解して、無理なく勤められる職種、仕事内容を選ぶ。障害者就労も視野にいれる。就労移行支援事業所という、企業就労をサポートする事業所があることを伝えました。
○親御さんへ、考え方の転換を提案。高給取り、有名企業へ勤めることが幸せなのでなく、本人が無理なく、納得して仕事ができることを目標にすることを提案する。結婚や裕福な生活をすることを念頭に置かなければ、高給である必要はない。
自分ひとりが、安定して生活していけることを目標にする。現実として、親は、先に亡くなるので、子どもの1人立ちを目標にする。
○「企業で働いて、お給料をもらうこと」は=「自分の好きな仕事をする」ことではない。やりたくない仕事でも、会社の求める基準を満たして成果を出して、始めてお給料がもらえることを理解してもらう。
○自分自身の特性理解。取り扱説明書をつくることを提案。何が得意で、何か苦手なのか。ゆずれないこだわりは何か。文字化して、整理できると、自分理解がすすみ、仕事に復帰することや、落ち着いた生活へのヒントが得られると思います。
例)人と関わるのは苦手なので、接客や営業は無理。自分だけで仕事ができるのがベスト。パソコン作業は得意。時間を守りたいので、残業はできない。
お茶摘みしながら、相談を受けると思いませんでしたが、少しでも参考になればいいと思いました。
【今日のいいとこ探し】
母の帰りが遅いので、家に帰った時、1人だった息子。お風呂を自分で入れて入っていいと伝えてありました。
栓を確認して、ちゃんとお湯が入れられて、母が帰って来た時、ちゃんとお風呂に入れていました。
追伸
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