14年間お世話になった療育を卒業します | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒かったですね。夜半から、雪になるそうです。明日の朝、積もっていないといいのですが、年の為、車のワイパーを上げて、玄関横のプランターの屋根の下に避難させました。

 

今日は、3歳半で診断を受けて、最初に通い始めた療育の最終日でした。14年半ほど、通いました。最終日は、来月なのですが、事務所へ行くのは、今日が最後なので、お別れを言ってきました。

 

14年間通ったわけですから、昔を思い出して、いろいろ感慨深くなりました。

 

《3歳半》

 

療育:診断を受けた直後、グループ療育に空きがなく、個別療育から始める。年長になって、グループ療育に参加。みなと同じことが、なかなかできなかった。

 

様子:ジャーゴンだけで、意味の分かる単語の発語は、無かった。息子が何を考えているかわからず、自傷やパニックがあり、目が離せない時期でした。泥、水遊び、大好き、幼稚園、年中より、一語文がでるように・・・。「積み重ねる、並べる、回す」にはまる。学校では、補助の先生がつく。

 

≪小学校時代≫

 

療育:個別支援を実費で、やっていただいていました。途中から、グループ療育が始まりましたが、人数が少なく、2人の時もありました。夏休みにボランティアさんと行く、サマープログラムを楽しみにしていました。

 

様子:支援級在籍。小学1年生で、大のオムツ外れ完了。多動、迷子あり。団体行動がとれない。前歯を折る。偏食がひどく、野菜は全く食べない。給食で、無理やりトマトを食べて吐く。しかし、5年生より、成長期か、偏食がなくなる。

 

3年生より、交流級のクラスメイトと同じにしようと、自覚するようになる。言葉は、2,3語文と増えていき、日記を書くなど、漢字ひらがなもずいぶんかけるようになり、体育、音楽、図工、理科、社会を交流する。

 

≪中学時代≫

 

療育:指導してくださっていた先生の移動に合わせて、同じ福祉会の中で、事業所をかわる。携帯電話の使い方やお金の払い方など、実践的な指導を受けるようになっていきました。

 

様子:支援級で、アスペルガーの子のグループに入れられるほど、よくしゃべるようになりました。成長期で、とにかく食事量が増えました。偏食がなくなって、乾皮症が治りました。勉強は、美術、家庭科、音楽、体育のみ交流級で受ける。支援級の環境が悪く、自分で動くことを覚えました。家事の仕事分担に応じて、お給料を出すようになりました。

 

≪養護学校高等部時代≫

 

療育:夏休みの事業所の1日体験にいく。1日付き添ってもらえるので息子のことがよくわかりました。「1日で4カ所の事業所巡りバスツアー」など、就労に向けたプログラムが充実していました。

 

様子:自立してきて、一人で、電車に乗ったり、買い物に出かけるようになりました。企業実習に、5カ所行きました。働くことの、基礎をおそわりました。スポーツジムで体力づくりを始めました。今は、ほとんど手が、かからなくなりました。

 

年表にしてみると、息子の成長を感じます。

 

他にも、療育がもう1つ。放課後デイサービスも、学生で無くなるので、ここで利用が終わります。寂しくなります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今までのお礼にと、療育先に電車とポケモンのキャラの絵を描いて贈りました。スタッフの皆さんに持って行ったお菓子は、この前ガイヘルさんと行った羽田空港で、自分で選んだものです。ちゃんと、お礼が言えて、偉かったです。

 

 

 

追伸

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