放課後デイ、移動支援を味方につけた療育 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。2週間前から、歯の本格矯正を始めた娘。ワイヤーで歯を引っ張り、歯並びを直すというものです。早くて2年、もしかすると3年もかかる治療です。

 

口が大きく開かず、噛むと痛みがあるので、柔らかい物か、刻んだ物しか食べられないので、食事が大変なことになっています。トマト湯剥き、キウィフルーツの種をとったもの、キュウリの酢の物も刻んでいます。明日のお弁当も、流水麺を切って持って行かせようと思っています。

 

 

魚は、小さくして食べられるので、今日は、カツオ丼、昨日は、サンマの塩焼、その前は、ぶり照りと、魚ずくしの食卓で、肉を食べたい息子から、苦情が出始めています ( ̄_ ̄ i)

 

養護学校のお母さんから、お子さんが親の言うことをちっとも聞かないので困っているという相談を受けました。反抗期真っただ中なので、親からの言葉は、なかなか入らないようです。

 

そこで、親からの注意の言い方の提案と、放課後デイサービスや移動支援を味方につけようという話をしました。

 

≪子どもに伝わる注意の仕方≫

 

○言葉だけの注意でなく、紙に文字で書く、絵を描いて説明する。ソーシャルスキルを学んでもらう

 

○親からでなく、その他の大人の人から注意してもらう。塾や習い事の先生、いとこや、親戚のおじさん、兄弟からでもいいと思います。

 

○「~何々しなさい」という、命令形でなく「お母さんなら、こうするけど・・・」、「こうする人が多いらしいよ」などと、押し付けるのでなく、経験談や世間論の形で伝える。

 

○相手の立場に置き換えることは、難しいのですが、自分が嫌な思いをした時に、この前注意したのは、こういうことだと、説明をする。同じシチュエーションなら、気がつき易いはずです。

 

≪放課後デイと移動支援を味方につける≫

 

例えば、子どもにお金の使い方を教えたいと思ったとします。家や学校で学ばせるだけでなく、放課後デイサービスや移動支援の事業所にも、手伝って欲しいので、具体的に、こうこうしてくださいと、ヘルプを出しましょう。

 

移動支援の出かけ先で、自動販売機でジュースを買うとか、コンビニでジュースを買う経験、練習をしてもらう。

 

放課後デーサービスでも、買い物ゲームをしてもらったり、模擬店をだして、買い物客、お店側に分かれて、実際に商品とお金の交換を経験させてもらう。

 

子どもを取り巻く福祉サービスをうまく使って、子どもが学習し、成長できるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

新学期始まりました。夏休みの宿題のコンテストの作品、雨で濡れたり、電車でつぶれたら困るので、「お母さん、車で学校へ持ってきてください」と、お願いされました。

 

自分で、出来ること、出来ないことの判断が適切に出来て、自分のできないことは、人に頼めるようになってきました。成長を感じた、一コマでした。

 

追伸

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