LADです。今日は、お天気もよく暖かったですね。夕焼けが、すごくきれいでした。
朝日新聞の朝刊に、「学童保育にも、インクルーシブを」という記事が出ていました。
福祉サービスの放課後デイサービス(障害のある子だけ)以外に、働くお母さんのいる家庭の小学校低学年向けの学童保育でも、障害のある子(普通級に通う発達障害の診断のある子)を預かるケースがでてきていて、そこでのインクルーシブ教育を推進しましょうという内容でした。
他の子や指導員のインクルーシブ教育をすすめるのは大事ですが、ただインクルーシブをすすめればいいという問題でないと思います。それ以外にも、学童保育には、問題があります。
地元の小学校の学童保育は、保育園に預けていた家庭が、そのまま学童保育を使うケースが多く、ニーズが高いので、毎年定員いっぱいです。息子の卒業した小学校は、3年生までしか、預かってもらえませんでした。
働いているお宅で、自閉症の子を学童保育に預けた方が何人かいましたが、なかなかうまくいきませんでした。1年生は、学童に行ったけど、2年生から自宅で留守番や放課後デイサービスに替えたという家庭がほとんどでした。
理由は、障害理解があっても、物理的に狭い部屋に、1年~3年生までが一緒に、放課後長い時間をすごさないといけないのが無理だったのです。
自分の時間、空間を持つことができないので、クールダウンする部屋もないので落ち着かずに、他の子とトラブルが多く、子ども自身から「学童に行きたくない」となってしまったケースが多かったです。
費用の問題もあるので、なかなか難しいですが、学童のニーズが高いのなら、それなりの場所を確保することも大事だと思います。
今回のように全国紙の新聞で、多様性、障害理解をもとめる記事がでたことは、意義のあることだと思います。東京パラリンピックに向けて、インクルーシブの意識を、もっともっと高めていってもらえたらと思いました。
【今日のいいとこ探し】
忘れ物をしていった息子。実習先で、そのことを、朝一、ジョブコーチさんに報告して、対応できたそうです。
明日、忘れないように持たせたいと思います。
追伸
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