大きくなってからの偏食対応 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、卒業を祝う会のお弁当の試食をしました。お赤飯や酢飯のチラシ寿司なども、試したのですが、結局白ご飯の幕の内に決めました。

 

 

全員が大丈夫なお弁当なんて無理だから、「決め手」は、食べられる子の多い白飯だということ、あとボリュームがないと、男子が満足できないので、このサイズということでした。

 

本当は、事業所の手作りお弁当にしたかったのですが、数が多すぎて対応できませんでした。残念です。

 

集まったお母さんたちから、「偏食対応」の話しがでました。小さい頃は、野菜でもなんでも、色々食べて欲しいと思って、指導や工夫をしてきたが、18歳にもなると、あまり無理をしていないことがわかりました。

 

「食べられないものもあるよね」や「うちの子、これは、無理だから・・」と、大らかに受け止めていました。

 

また、お弁当も、「梅干しダメかな、ごまダメかな、野菜ダメかな・・」といいつつ、「食べたくないなら、きれいによけるし、お昼おなかいっぱいにならなくても、おやつ沢山たべればいいよね」と、あっけらかんとしていました。

 

お弁当を食べる機会も色々なところであり、息子も、梅干しは、食べられないのでお弁当に入っていると残します。

 

お弁当以外でも、食べられないものが出た時に、「残していい」と小さい頃から、教えておくといいですね。自閉症の子の特性で、苦しくても、お皿を空にしたくて、食べ続ける子もいるそうです。そういう子には、お残し皿を用意してあげると、気持ちが楽になり、残せるようになるそうです。

 

できれば「○○苦手で、食べられなくてすいません」「おなかいっぱいで、食べきれませんでした。ごめんさない」など度、残した時に、添える言葉を教えておくと、同じ偏食しても、相手に不快な思いはさせなくてよくなり、スマートですね。

 

私たち大人でも、嫌いなもの食べられない物はありますし、それについて、文句をいわれることは、まずありません。また、作り手として、自分の嫌いな物、苦手なものは、料理しないものです。

 

大人になったら、体を壊さないかぎり、偏食指導はしなくていいですね。好きな物を楽しんで、適量たべられることが大事だと思います。

 

【今日のいいこと探し】

 

今週から、企業実習の始まった息子。朝、5時起きで、6時過ぎの電車で出かけていきます。

 

すっかり、朝、5時起きモードなので、10時前には、「明日、お仕事なので寝ます」と、自分で時間管理しています。

 

インフルエンザの時期なので、ゆっくり寝て抵抗力をつけて、実習を乗り切ってほしいです。

 

 

追伸

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