10年前の息子を思い出す | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子は、療育先の「電車サークル」で、朝から電車乗りツアーに出かけていきました。娘も、ボランティアでいませんでした。

 

主人が、フロランタン(アーモンドをキャラメリゼした焼き菓子)と作ってくれました。私より、上手にお菓子を作ります。私は、せいぜいホットケーキやドーナツなど、ホットケーキミックスを使ったお菓子しか作れません。子どもたちとお菓子を作るのも、主人にお願いしています。

 

アーモンドフロランタン、おいしすぎて食べ過ぎそうです(><)

 

 

所属する親の会が、10周年を迎えるにあたって、10年前のことを、いろいろ思い出してみました。10年前、8歳(小2)の息子の様子を挙げてみます。出来ないことが多かったですね。ずいぶん、かわりました。

 

≪身辺自立≫

 

・歯磨きは、仕上げ磨きを親がする

・お風呂は、体が1人で洗えないでの、一緒に入っていた

・季節に合った服が着れない、前後ろを間違える

・偏食がひどい。特に野菜は、フライドポテト以外は食べない

・寝かしつけが必要、一緒に川の字で寝る

 

≪学校生活≫

 

・音楽などは、「うるさい」と言って教室から出てしまうこともあった。ヘルパーさん付きで授業を受けていた

・運動会は、全参加が難しく、整列できなかったし、踊りも輪から外れてしまっていた

・支援級のクラスメイトに、走って追いかけられ押されて転倒。前歯を折り、差し歯になる

・好きな先生と嫌いな先生で明らかに態度が違う。嫌いな先生を呼び捨てにしていた

 

≪家での生活≫

 

・「一番病」が、ひどくトラブルの原因に、パニックを起こす事があった

・妹と毎日喧嘩、言葉でのやり取りがお互いうまくいかず、ささいなことでもめていました

・電車の他に、魚にも興味がでてきました

・お手伝いをしてお小遣いを貯めて、大好きなプラレールを買うことをはじめる

・並べたり、積んだりすることにはまる。指人形を延々と並べてました

・自転車に乗る練習をしたが、乗れなかった

 

思い起こしてみると、このころ、まだまだ出来ないことが沢山ありました。あれから、10年。少しづつ、経験をして、学んだ積み重ねが今の息子になっていると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

リビングのコタツで、お父さんが寝落ちしていたら、自分が寝る時間になったら「お父さん、こんなところで寝ていたら風邪ひきますよ。自分の布団で寝てください」と、言ってから、寝にいきました。やさしい、息子です。

 

追伸

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