下見をする意味~初めてのお店編~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中、息子が今度、入会しようといている、和太鼓サークルの市民祭りのステージの様子を見に行ってきました。

 

子どもは、幼稚園から、高校生まで、楽しそうで、息子も興味を持ってくれたので、よかったです。卒業後は、放課後デーサービスの太鼓サークルから、こちらへ移る予定です。

 

今度、療育の電車サークルのお出かけで、お昼ご飯に「天丼てんや」に、行くので、その下見に息子と行ってきました。

 

初めてのお店に行って、自分ひとりで、注文をするのは、緊張して落ち着かないし、メニューから自分の力で食べたいものを、多すぎず、少なからず、予算内で、短い時間に注文することは、とても難しいです。

 

でも、一度、下見で、お出かけと同じ条件で食べに行っておけば、当日迷いません。同行する人たちに迷惑にならないし、本人も安心して、昼食を食べることができます。下見は、大切です。

 

≪息子に、下見でさせるポイント≫

 

○メニューを本人に見せて、まず選ばせる。本人だけで、よくわからない時は、アドバイスをする。セットについてくるものの確認や、自分が頼もうとしているメニューの量などを教える。

 

○店員さんを、自分で呼んでもらい注文する。呼び鈴だったり、声をかけたりお店によって違うのでそれも体験。

 

○ガリや天つゆ、ナプキンなど、お店に置いてあって使うものを、息子に説明する。実際、使ってもらう。

 

○支払いのシステムを確認。食券を買う場合もあります。レジへ、注文票とお金をもっていって払ってもらいます。

 

○帰りに「御馳走さまでした」と、言うことも、教えています。

 

○今日は、場所が違うのしませんでしたが、トイレの位置も確認します。

 

以上が、下見で注意しているポイントです。ただ、漫然と食べに行くのではなく、目的意識を持って行くといいですね。

 

小さい頃、慣れない場所、人は、パニックを起こすので、下見は、出来る限りやっていました。遠足や病院、修学旅行など、様々な所に行く前に、下見は欠かせませんでした。

 

息子は、経験も積んで、よほどの事が無いと下見はしなくなりました。今回の「天丼てんや」も、療育先の先生からお願いされたので、行ったのです。

 

下見は、本人と相談して(親が判断して)必要な時に行けばいいものです。食事なら、楽しく、おいしいものを食べることを、お出かけなら、本人が楽しむことを忘れないようにしてください。

 

【今日のいいとこ探し】

 

休みの日で、今朝は、朝ごはんが9時近かったので、あまりお腹が減っていないかった息子。自分から、天丼を小盛にするといって、注文できました。

 

 

お腹と相談して、量を減らせて偉かったですね。それでも、かなりのボリュームです(笑)

 

追伸

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