LADです。今日は、娘の文化祭に、主人といってきました。日曜日なので、昨日より混雑していました。でも、担任の先生や教科の先生から、普段の娘の様子が聞けたので行ってよかったです。
娘は、今回の文化祭で、クラスの仕事をしながら、「自己中な子」や「かまちょの子」と接する機会が多くあり、自分が中学の時に、どうしてダメだったのか、気が付くことができたようです。
高校になってからですが、自分の弱い部分を経験で学ぶことが出来てよかったです。自己評価が出来るようになったことが、成長です。
今日は、親とは別行動で、1人で、買い物と下調べに、電車で出かけた息子。買い物は、電車の絵を描くときに使う「色鉛筆」を、画材屋に買いに行きました。
画材屋さんは、前回、母と一緒に行って、場所はわかっていました。自分の絵に使いたい色鉛筆の色が、沢山あり過ぎてわからなくなってしまったので、店員さんに「この色鉛筆でいいか」、自分で聞いたというのです。
それも、スマホで、描きたい「紅葉姫」の着物の柄の「緑」を見せて、「ちょっと、お訊ねします。この着物の柄の緑と、この色鉛筆は同じ色ですか」と、聞いたそうです。お目当ての色鉛筆が買えて、うれしかったそうです。
自閉症の人は、「分からないことを、人に聞く」のが苦手です。でも、息子は、ある程度自分で聞けるようになってきました。小さい頃から、取り組んだことが実った気がします。克服までは、いってはいないのかもしれませんが、生きやすくなっていると思います。
≪分からなかったら人に聞くことが出来るようになる為のスキル≫
○聞く時の声がけのフレーズのパターンを教える。
例)「すいません、ちょっといいですか」、「ちょっと、お訊ねします」、「わからないので、教えてください」等
○お手本を見せるために、母(父)が、人に聞く時の姿を見せる。
例)スーパーで、探せない物がある時に、店員さんを呼び留めて、「すいません、○○はどこにありますか?」と、聞いて、そこに案内してもらう。案内してもらったら、「ありがとうございます」と、お礼を言うところまでを見せる。困ったら、人に聞けばいいと気づかせる。
○実際に息子に、店員さんに話かける練習をさせる。
例)最初は、母が付き添って、息子が言葉につまったら、助け舟をだす。実際に、欲しいものが手に入る経験を積む。
○学校や療育にも、「わからなかったら聞く」というスキルを身につけさせたいので、個別教育計画に盛り込んでもらう。
○日々の生活の中で、意識して「分からなかったら、人に聞く→自分が助かる」という経験を積み重ねる。
以上を繰り返し、やってきました。
「自分が分からない時」は、「人に聞く」と、問題がすぐ解決するので、便利であるとわかってから、息子は、自分から「分からないこと」は、人に聞けるようになりました。積み重ねが大事ですね。
【クスっと、コーナー】
放課後デイサービスから、息子のハロウィンの様子の写真が送られきました。
本人は、ディズニーの「マレフィセント」の仮装だと言っていたのですが、写真がどう見ても「ゴ○ブリ」もしくは「クワガタ」です。
「ゴ○ブリ」、「クワガタ」の虫にしか見えないのは、なぜなんでしょう・・・・ 仮装って、難しいですね。
追伸
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