進路・就労が決まらない時の子どものフォローを考える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の小学校時代のお母さんたちと、飲み会でした(お酒は、飲めないんですが・・・)

 

久しぶりあって出た話は、自分の体調の加齢のことや親の介護、子どもの大学受験のことでした。早い子は、指定校推薦をもらって、進路が決まっていました。一般受験の子は、これからが本番で、たいへんなようです。

 

「息子は、就労だ」と話たら、「先に社会人になるんだね」とか「どんなところに勤めるの?」、「実際、お給料は、どのくらいもらえるの・・」など、いろいろ聞かれました。障害者就労に興味をもってもらえて、よかったです。

 

昨日、養護学校高等部3年生の親の話をしたのですが、進路、就労が決まらない時の子どものフォローの仕方を挙げておきます。

 

≪進路・就労が決まらない時の子どもへのフォローの仕方≫

 

○実習先から断られたことは、はっきり伝える。親が言って理解できてない時、もしくは、理解しようといない時は、学校の担任、もしくは、進路の先生に、説明してもらう。言葉で理解出ない時は、紙に書いてもらう。

 

○実習自体、がんばったことは、「評価して、褒める」。子どもの理解力に合わせて、どこをがんばったのか具体的に褒める。例)毎日、6時に起きて2週間、がんばって仕事できたね等。

 

○子どもが悪いわけでなく、「ご縁がなかった、○○(子どもの名前)には、合わない会社だった。もっと○○に合う会社があるから、次がんばろう」と、自分の能力だけでなく、不可抗力がの部分があることを説明する。

 

○明らかに、実習中の子どもの言動が問題で、不採用になった場合は、具体的に何が原因が伝えて、次回の実習には、それをしないように説明。例1)遅刻を2回もしてしまったのは、ダメだったよね。次回の実習は、遅刻は「0」にしようね。例2)年上の人には、敬語を使いましょう。タメ口は、ダメです。

 

○企業就労の場合、、決まらない場合は、「就労移行支援事業所」があり、4月には、そこに行きながら、また企業実習に出れることを、理解させる。念の為、「就労移行支援事業所」の実習にも行く。

 

○実際に実習に出てみて、企業就労が、能力的に明らかに無理な場合や本人が、「自分は、企業就労でなくていい」と、思ったのなら、「就労継続A型・B型事業所」へ進路変更して、そちらの実習を早めに決める。、

 

○「大丈夫、必ず行き先は見つかる」、「もっと、○○に合う会社(事業所)があるから、大丈夫」と、前向きに、子どもに話す。親が、落ち込んだり、不安な様子を出すと、子どもも不安になります。

 

きちっと、子どもに説明することを忘れないように、親だけが理解していてもダメですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子に、玄関横のプランターのナスやオクラを抜いて、チューリップの球根を植えてもらいました。

 

 

球根を、5×8列、まっすぐ並べているところです。整然と自閉症ぽい並べ方ですね。残った2個も、うまくいれこんで植えてくれました。花が咲くのは、3月下旬ごろ、楽しみです。

 

 

追伸

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