「あんしんノート」で、親亡き後に備える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間暑かったですね。朝昼の気温差が激しくて、喉を痛めたり、風邪をひいている人が多いようです。気を付けないといけないですね。

 

今日は、親の会で、親亡き後に備える「あんしんノート」の勉強会をひらきました。実際に作って使っている肢体不自由児の親御さんから、直接、書くポイントを教わりました。

 

「あんしんノート」というのは、親、特に支援の中心になっている母親が、病気や亡くなるなどで子どもの世話ができない状況になった時に、どこの病院にかかっているとか、好みは何かとか、相談支援事業所の担当は、誰かなどを書いておきます。

 

母(もしくは身近な支援者)から、引き継ぐ人(入所施設の支援者もしくは、父や兄弟児になることが多いようです)へ、スムーズに同じ支援が継続されるようにする為に、書いて作っておくことが大事だそうです。

 

 

親として、どう書けばいいのかを、実際に使っているお母さん、子どもの将来のことでお世話になる相談支援事業所の相談員の方から聞きました。

 

また「あんしんノート」を、改定にするにあたり、今回の勉強会は、この内容を吟味して、発達障害や自閉症の人が使いやすくする為の聞き取りするのも目的でした。

 

編集・管理作業をしている相談支援事業所の方に、自閉症の特有の特性、例)聴覚過敏や顔の表情と気持ちが一致しないとか、落ち着かせるためにルーチンで見る番組を書く欄が欲しいなど、聞き取りをしてもらいました。

 

16ページと、かなりのボリュームなのですが、以下のような記録を、引継ぎ書として残すことが出来ます。子どものことを見直す、いい機会になりました。

 

○基本情報・生育歴

 

○本人の希望

 

○親の気持ち・希望

 

○健康管理・医療

 

○お金のこと

 

○仕事・日中活動の場、関係者、必要な配慮

 

自分(母)が、病気や不慮の事故にあう可能性がある以上、作るのが早すぎるという事は無いと思います。内容を更新しやすいように、Wordの形式もありますし、保管は、リングファイルなどで、増やせるようにするといいそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日から、息子は、就労移行支援の事業所の実習に行き始めました。

 

朝、9:30からなので、家を8:30過ぎに出ていきます。それでも朝は、5:55起きです。規則正しい生活を送っています。

 

仕事というより、ソーシャルスキルや面接の仕方、パソコン業務などを学びます。働くためのコミュニケーション力の向上と実務的な事務を学ぶ場ですね。年齢が高い方ばかりの中ですが、がんばっているようです。

 

 

追伸

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