LADです。今日も、夏のように暑かったですね。夏バテではないのですが、体調があまりよくありません。気温の乱高下、体調にじわじわ来ています (_ _。)
ご近所のお庭のあじさいが、もう花を咲かせ始めました。本当に今年が、季節が早いですね。
発達障害をお持ちの子のお母さんと、子どもの問題行動にどう対応するかという話になりました。
問題行動というのは、子ども自身、もしくは、周囲の人(親、先生、兄弟、同級生、一般の人)にとって、マイナスになる行動のことですね。
自分に向けてだと、自傷、抜髪、リストカット、ゲームやスマホの依存症などですね。周囲にとっては、他害、暴言、ルール違反、犯罪行為、脱走や寝ない、家族への行動制限など、子どもから、目が離せない、気が抜けない辛い状況になります。
問題行動というと、それをする子どもが悪い気がしますが、子どもが、そうせざるを得ない、そうなってしまった原因がどこかにあります。
問題行動とは、周りから見て、問題であって、本人からみれば、どうしていいかが分からないからやってしまったり、SOSの発信だったり、周りの人が問題行動をとると、すぐ反応してくれるから、それをコミュニケーションだと思ってやっている、誤学習の可能性があります。
問題行動に、どう対応するかです。順を追って考えてみました。
1)問題行動がいつ、誰と、どこで起こるのかを観察、記録する
→これによって、子どもが何のために、問題行動をとるのか見えてきます。特定の授業なら、その先生、その内容に何かきっかけがあるのだと推測できます。
2)問題行動を起こしたことにより、子どもに何が与えられるか、何か得することになっていないかを確認。
→勉強しなさいと言われた時に、暴れると、勉強をしなくてよくなった。嫌なことがあれば、暴れれば、やらなくていいと、誤学習した
3)問題行動を起こしても、周りは身の危険がない限り、過剰に反応しない(騒がない)で、子どもの求めるものが得られないようにする。
→家族、学校の先生や療育先などと話し合いをして、一斉に実行する。対応する人全員の共通認識にしないと、なかなか行動は代えられません。
4)問題行動の代替えになるものがないか、考える。本人が、理解できる、本人が納得する代替え案を提案する
→嫌なことから脱走しなくても、言葉で「やりたくない」、「嫌だ」と、言えば、それを受け入れてもらえる経験を積んでもらう、また周りの声がうるさい時には、イヤーマフをするなどです。
問題行動には、早い段階から対応しておかないと、強度行動障害という2次障害に繋がり、自宅での生活や、社会参加が難しくなってしまいます。
ただ問題行動には、生理的に発生したもの(聴覚過敏や感覚過敏等)もあるので、なかなかすぐに結果がでないかもしれません。療育や医療の専門家の力も借りて、対応する必要があると思います。
親や周りが考え方をかえることで、対応できることはあると思います。
【今日のいいとこ探し】
先日、お風呂に入るのが、最後になってしまった息子。
最後の人は、カビ対策で、窓を開け換気して、壁と床の水滴を、水切りで拭いて、バスマットやタオルを洗濯干しに干すことになっています。
今までは、私か主人が、最後で拭いていたのですが、息子に、お願いしてみました。1回目は、拭き残したり、タオルを干すのを忘れたりと、きちっとできていなかったのですが、今日は、ばっちりでした。
一度、教えたことは、きちっとやってくれるのが、うれしいですね。
追伸
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