養護学校の卒業式の工夫の数々 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、養護学校の卒業式でした。暖かい日差しの中で、素敵な式でした。

 

養護学校ならではの工夫のいっぱいつまった卒業式でした。

 

○式次第ほか、資料にすべてルビがふってある。

 

○式次第が、プロジェクターで映し出され、終わったものは、グレーの網掛け、次の番号に赤丸が付き、どこまで進行しているか一目でわかります。

 

 

○校歌も、スクリーンに映し出し、カラオケ状態で、歌うところだけが、黒くわかりやすく表示される。

 

○学校長の言葉が、スクリーンに映し出される

 

○肢体不自由のお子さんもいるので、舞台の上でなく、床で卒業証書授与。顔や表情が見えないので、舞台上の大型テレビモニターで正面からの姿を映し出して対応。

 

○言葉が不自由なお子さんは、先生が代弁するほか、自分の言葉ひとことひとことをつなげた録音をつかったり、文字で書いてそれをみんなに読んでもらったり、工夫がされていました。

 

○声が小さくても、聞きづらくても、その子の発した声、やりたいスタイルを、修正することなく受け入れ、大事にしてくれていました。

 

子どもたちは、自分の出来ることを無理せず、自然体で表現する。先生は、せかさない、見守る支援ができていて、とても心あたたまる、すてきな卒業式でした。

 

息子が卒業するわけでないのですが、ウルウルしてしまいました。来年は、絶対泣いてしまうと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

今日は、母のことです。卒業式に、お世話になった、広報委員の役員さん2名と、PTA会長さんに、卒業お祝いを届けに行ったのですが、大失敗しました。

 

役員をしたのは、去年こと。人の顔が覚えられないので、記憶が不鮮明。さらに、今日は、卒業式でドレスアップされていて、服の特徴もわかりません。

 

「顔を見れば思い出すと思うけど、ちょっと、まずいかもしれない・・・」の予感的中。

 

PTA会長さんと広報副委員長の方を勘違いして、話をした挙句、プレゼントを間違ってわたしてしまいました(友人の指摘で発覚!)

 

もう一人の方も、同じ列に座っている方が、挨拶してきたので、この方がプレゼントを渡す広報委員だった方だと思っていたら、目の前の保護者席で手を振る方が・・・・あれ、○○さんは、あっちにいるということは???

 

同じ列の方は、分教室の広報委員の方でした。危うく、別な方に、お祝いを渡すところでした。

 

冷や汗ものの卒業式でした  (;^_^A

 

追伸

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