子どもの特性、接し方についての説明の仕方 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝の雨は、冷たかったですね。そんな中、ご近所のお庭でクリスマスローズがきれいな花を咲かせていました。我が家のプランターのクリスマスローズは、まだ蕾もつけていません。いつ花が咲くのでしょうか・・・

 

 

年度の切り替わりや入学に際して、子どもの特性、接し方について、説明する機会が増えると思います。

 

もちろん、「自閉症スペクトラムです」とか、「知的に遅れがあります」でも、いいのですが、1人1人症状や困り感が違うので、診断名では説明しきれないことがあると思います。

 

《先生や保護者、支援者向けの場合》

 

○名前の呼び方

 →小さい子は、特に「○○くん」や「まーくん」、子どもが慣れていて、反応しやすい呼び方を伝えます。息子の場合、注意喚起するときは、フルネームでした。学校だと、「○○さん」などと、親の意向とは関係ない呼び方が、決まっている場合もあります。

 

○人といるのが好きなのか、苦手なのか

 →息子の場合、自閉症のタイプが「積極奇異型」なので、人とかかわるの大好き。但し、距離感がわからないので、失礼なことを言ったり、自分の好きなことを延々と話してしまうことありと説明しました。

 

○1人で出来る活動は何か(自立度合い)

 →トイレに1人で行けるのか、食事は介助が必要か、自力通学できるのか、説明する相手によって内容は違いますが、子どもの自立度合いを伝えましょう。

 

○好きなもの、好きな活動など

 →好きなこと・ものを伝えておくと、会話のきっかけになり、子どもとの距離が縮めやすくなります。息子の場合は、電車やアニメ「妖怪ウォッチ」や「鷹の爪団」です。あと、電車の絵を描くこと。

 

○嫌がること、苦手なこと

 →これをきちっと伝えおかないと、信頼を失います。大声が嫌い、犬が嫌いとか具体的なものの他に、朝が弱い、暗いところが苦手など。息子の場合、トイレのエアタオル、耳の周りを触る、早口でしゃべることが駄目です。

 

○落ち着く為にどうすればいいか

 →1人にした方がいいのか、話しかけた方がいいのか、クールダウンの方法は?具体的に伝えることが大事です。息子の場合は、話かけNG、「独り言を止めない」です。

 

まだまだあるのですが、こんな感じで、我が子と接する時に、何に気を付ければいいいのかを、事前に親が説明しておくことが、ポイントです。このことにより、新しい環境、人に早く慣れ、安定した生活が送れるようになります。

 

大人でなく、子ども(同級生)への、説明はまた今度の機会にお話ししようと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

小田急電鉄から、A4サイズの封筒が届きました。新型ロンスカーGSEの見学会に当選したお知らせです。

 

母が夕方外出するので、何かとは言わずに、テーブルの上に置いておいたら、帰ってきた母を捕まえて、開口一番、「テーブルの上の小田急線の封筒なに?なに?なんなの?」と、しつこく聞いてきました。

 

「なんだろう、わくわくする」とか言っていましたが、たぶん中身が何かわかっていたと思います。それでも、一生懸命、わくわくを演じている息子がちょっとかわいかったです。

 

追伸

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