給湯器凍結と自閉症支援の共通点 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も寒かったですね。日蔭の雪は、まだまだ解けていません。昼間も寒いのです。そして、なんと給湯器が凍りました。朝からお湯が出なくて困りました。

 

 

水の方は出るけれど、お湯に切り替えても、蛇口からお湯が出ないのです。おりしも、最低気温マイナス3度、昨日は、昼間も気温は上がっていません。給湯器が凍りついてしまったようです。

 

昼前には、お湯が出るようになりましたが、その対応が、自閉症支援に似ていると思いました。

 

どういうことかというと、現状確認、観察、解決方法を仮定して、実践、経過観察して、再度やり方をかえて実行、今後の対応を考えると、いうプロセスを踏みました。

 

給湯器凍結と自閉症支援の共通点。自閉症支援は、例えば、食事中食器を落として壊すという問題行動をどう減らしていくかで考えてみようと思います。

 

1)状況の確認・観察

 

給湯器(今後「給」):家の中の水道をひねって、お湯が出ないことを確認。1か所でなく、全部なので、凍結したと結論。給湯器も、火が点かず稼働していない。

 

自閉症(今後「自」):子ども様子・言動を観察する。出来るなら本人の意見を聞き取る。緊急性の確認。原因かもしれないことを、すべてあげてみる。落として、割れるのが楽しい。食べたくないものがある。お皿を割ると必ず親が来てくれる等

 

2)解決方法を仮定

 

給:給湯器の取説とインターネットで解決方法を探す。電源を切り、昼間の気温上昇で氷が溶けるのを待つというのが、一般的。

 

自:子どもの個性、自閉症の特性、今までの経験から、対応策を考える。食器をプラスチックにする。残したモノを入れる皿を別に作る。自分だけで、考えつかない時は、専門家や先輩お母さん、インターネットの情報を集める。

 

3)実践・経過観察

 

給:朝から、昼近くまで待ってみるも、最高気温3度ほどで、氷が溶ける様子がない。

 

自:残していい皿を用意しても使わない、皿が割れないとわかると、大きな声を出して騒ぎだした。親が駆け付けると静かになった。

 

4)やり方をかえてみる

 

給:取説から、お風呂の追い炊きの水道管は、蛇口への給湯とは別だとわかったので、追い炊きして、給湯器に火を入れて温める。30分かかったが、蛇口からもお湯が出るようになる。

 

自:最初の食器で親が行かないと、次の食器も落とす行動が見られた。問題行動を起こす裏には、親の気をひこうとしているのがわかった。

 

5)今後の対応・解決策

 

給:お湯が出だしてから、給湯器とパイプをつなぐ金具の部分が暖かくなっていた。つなぎ目が凍ったことがわかったので、その部分に、保温材を巻き付け、夜寝る前に、お湯を出し、給湯器を動かすことにした。

 

自:食器を壊すことは、よくないことで、お母さんは嫌だということを説明。食器を壊したり落としたときは、極力無反応で片づけをして、子どもに話かけたり、相手をしない(もしくは本人に片づけを手伝わさせる)

 

「お母さん」と、呼ばれたら、まず子どものところに行き相手をする。物を壊さなくても、親がきてくれるという体験をさせることが大事です。

負の行動は、無関心。正しい行動は、積極的に関わり、褒めましょう。

 

給湯器凍結と自閉症支援の似ているところの話でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

インフルエンザA・B型にかかっている息子ですが、今日は、熱が37度台で、いたって元気です。

 

食欲もあり、うどんやお茶漬け、おじやを希望していますが、がっつりこの量を平らげています。

 

 

復帰も早そうです。元気が余って、火曜日まで自宅療養は、辛いかもしれません  (_ _。)

 

追伸

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