口が過敏で、薬を飲ますのに苦労した話 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランターのクロッカスの芽が、ここ数日ですごく伸びました。チューリップも芽を出しています。外は寒くても、春は着実に近づいて来ていますね。

 

 

テレビで、龍角散の「お薬飲めたね」という、服薬用ゼリーの宣伝がやっていました。それを見た息子が、「僕が小さい頃、こんなゼリーがあったら、薬、すぐに飲めたのにね」と、言うではありませんか。

 

母、息子が小さい頃、服薬ゼリー買って試したことがあるのですが、子どもたちが断固拒否して飲ませられませんでした (-"-;A

 

子どもたちは、すっかり忘れているんでしょうが、2人とも、薬を飲ませるのに、すごく苦労しました。

 

シロップは口をあけず駄目、粉薬は水を口に含むことができない(薬を入れる前に水を飲みこんでしまう)、粉薬をそのまま入れると吐き出してしまい駄目でした。錠剤は、小さすぎて処方できなかったのです。

 

結局、シロップでなく、粉薬をだしてもらい、それを皿に入れ、少量の水で練って、ほっぺたの内側に塗り付け、直後に金平糖を食べさせて、吐き出せないという服薬をしていました。

 

本当に、手間がかかってました。まあ、今では、錠剤をきちんと飲むことができます。薬は、自分で、必要な時に必要量飲めるようになりました。

 

小さい頃は、なんで、おいしくない薬を飲まなければいけないのか、理解していなかったので、嫌だったのだと思います。

 

時間は、かかりますが、薬を飲めば楽になる、病気が治るという経験を積めば、納得して服薬できるようになります。

 

そうなるまで支援して教えないといけないので、親は根気が必要ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

和太鼓のレッスンに、出かけた息子。帰りに、イトーヨーカドーで、おやつを買ってきました。

 

お団子屋さんが出ていたそうで、電話をかけてきて、留守番していた妹と母の分のリクエストを聞いてくれました。やさしいですね。

 

 

追伸

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