高等部2年、就労・進路を決める面談に行ってきました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝は、すごく寒かったです。ご近所のお庭の水鉢に氷が張っていました。車に霜もおりていました。冬本番ですね。

 

 

午後から、息子の来年度の就活の方針を決める面談に、養護学校に行ってきました。

 

主人とも話、本人に働くモチベーションが高いので、3回の校外実習を踏まえて、お給料がもらえる「企業就労」を希望することにしました。特例子会社、企業パート等を問わないことにしました。

 

本人の特性をきちっと理解してもらえるか、長く働くことができるかなど、以下の我が家のポイントを、伝えました。

 

これを満たしてくれる職場なら、職種は問わないとしました。あまり、職種を限定してしまうと、働く先がなくなってしまいます。

 

〇自閉症の障害特性を理解してくれる職場である。言語指示だけでなく、視覚的支援がある。手順書があるかどうかということでなく、お手本を見せてくれる、実物をみせてくれるので、OK.。

 

〇息子が理解できるように指示を出してもらえる。話すほど、わかっていないという息子の特性を理解してくれる。

 

〇仕事の枠組みがしっかりしている。自分のやる仕事、やった仕事が、見てわかる。→息子のモチベーションになります

 

〇今、もしくは自閉症の人が働いたことがある職場である。もしくは、ジョブコーチ役の障害理解のある人がいる

 

〇1日同じ作業だけにならない。変化がないと、息子は、集中力が切れてしまうので。

 

〇通勤は、バス、電車の乗り継ぎがあっても大丈夫。おおむね、家から1時間くらい理想。

 

〇体力的には、事務、座り仕事でなくても、大丈夫。簡単なWordはつかえる(ローマ字入力できる)ので、入力作業もできる。以前、実習先で指摘のあった、Excel(表計算)も、現在、練習中です。

 

〇できれば、長く働ける職場。でも、合わなければ、無理をしない。

 

〇最終決断は、息子に決めてもらう。親や学校がいいと思っても、強制しない。働くのは、息子です。

 

けっこう、いろいろ注文を付けてしまいましたが、息子の人生は左右するものなので、真剣です。

 

来年度に、「いいご縁」の会社が無ければ、企業就労にこだわらず、卒業後は、就労移行支援事業所を利用することにしました。

 

学校から、就労移行支援事業所の希望を、2か所、具体的に決めて、息子も見学しておくように言われました。3月までに、いろいろやることがありそうです。来年も、頑張らないといけないですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

養護学校の「作業」の見学でした。

 

鶴の恩返しのように、布を織る機織班で、頑張っている息子。

 

糸を替える時に、先生に報告したり、糸を切るためにはさみを借りたり、色々な場面で、担当の先生に、自分から声がけしないといけない設定になっていました。

 

先生は、4人いたのですが、手の空いている先生を選んで、かなり自然に、声がけできていました。実際に仕事をする時も、うまくできるのはないでしょうか。

 

実習中に、こういう指導をしてもらえるといいですね。

 

追伸

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