自閉症の子の睡眠について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。

 

お詫び:アップに失敗してました。今日になってからの投稿ですいません。

 

先日の事業所見学の時に買った、馬のミニプランターにサボテンを植えてみました。馬の顔に愛嬌がありかわいいです。

 

 

今日は、自閉症の勉強会に参加してきました。自閉症の子の睡眠についてその中で、夜なかなか寝ない幼児の話が出ました。夜の眠りも浅くて、深夜に起きてしまうので、お母さんも、寝不足でとても大変という話でした。

 

息子も、2,3歳のころ、寝付かせるのに、毎日2時間以上かかっていて、とても憂鬱だったことを思い出しました。相談の方の苦悩がよくわかります。

 

講師の先生のお話しが、とても納得できました。寝つきには、「体温の管理」が関係しているそうです。

 

《体温管理のポイント》

 

○自閉症の子は、小さい頃特に、汗をかかない子が多い。

 →日中の活動で、体に、こもった熱を発散することができず、寝るときに苦しくなるそうです。

 

○寝付いた後に、急に汗をかいて、それが朝方の寒さで冷えて起きてしまい、それで、親の布団に潜り込んで、体温を上げようとするのだそうです。

 →「さみしくて」親のところへ来る訳ではないので、エアコンやデロンギヒーターなどで、朝方の室温をあげることで、起きてこなくなる。汗の量が多いなら、寝る前に背中にタオルを入れて、濡れたら抜く。専用の引き抜きしやすい背中パッドも市販されているそうです。

 

○手足をバタバタさせる。布団から出てしまうのも、熱が体にこもって苦しいからだそうです。

 →湯冷めしないようにと、服を着せすぎない。布団をかけすぎない。冷えピタを使ったり、室温を下げる工夫をする

 

○自閉症の人は、ショート睡眠の人が多いので、長時間寝なくても、大丈夫だそうです。

 →眠そうだったり、不機嫌、体調不良が無い場合は、この子は、これで睡眠は足りていると割り切ってしまっていいです。

 

寝ないの(寝られない)のは、生理的な問題なので、丁寧に子どもの状態を観察して、対応をすることが必要になるそうです。

 

我が家の場合は、子どもが起きていても、部屋から出て危険な目に会わないように、チャイルドゲートを付けていました。

 

部屋が安全な状態なら、子どもだけ起きていて、母だけ寝てしまっても問題はないのです。日中、子どもに付き添って、心身ともに疲労していたので、不規則な睡眠は、本当に辛かったです。

 

あの頃は、食器が洗い桶に山積み、掃除もままならず、深夜の主人の帰宅も知りませんでした。「家事をしなくて死んだ人はいない」と割り切って、息子と一緒に、よく寝落ちしていました。

 

今、息子は、1人で自分の部屋で寝起きしていますし、11時就寝、5時55分起床を、規則正しく守って生活しています。

 

相談のお子さんも、何年かしたら、リズムができて落ち着くのではないでしょうか。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夜、洗濯機を回すのは、娘の仕事です。今日は、金曜日、洗濯物の多い日です。2人分のジャージや体操服に、雑巾が沢山ありけっこうな量になりました。

 

「洗濯物、多すぎて回せない」と娘がいったら、息子が「明日の朝、僕が回すから、僕の服後でいいよ」と、いってくれました。

 

やさしくて、頼りになる息子です。

 

追伸

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