先輩に相談する。話を聞いてみることの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日で、息子の校外実習が終わりました。夕飯は、息子リクエストで、中華料理屋の定食風でした。チャーハン、麻婆豆腐、中華スープに、ポテトサラダです。

 

 

先日相談のあった、中学生のお子さんの親御さんから、報告がありました。

 

さっそく、担任の先生に、提出物の件やお子さんの特性について、お願いしたところ、まず、担任がお子さんに困り感を聞いてくれて、コーディネーターの先生も入り、各教科担任にも、配慮のお願いをしてもらえたそうです。

 

実際に、「子どものために、学校に親から働きかけて良かった」と、言っていただけました。アドバイスが役に立ってよかったです。

 

自分だけで悩んでいても、なかなか解決策が見つからないことが多いですが、行き詰った時には、経験者や先輩に相談することは、とても有益です。

 

自閉症の子育てで苦労した話、失敗した話、うまくいった方法、親のストレス解消法など、いろいろな事例を聞くことができます。自分の子育てのヒントになります。

 

自分のうちの子と同じタイプのお子さんの親御さんなら、なおいいですが、タイプの違うお子さんのことでも、参考になります。

 

今日は、親の会のつながりで、成人したお子さんをお持ちの先輩お母さんとお話しができ、就労後のことが聞けました。

 

その方たちのお子さんは、20代~30代です。10年後20年後の自分の子どもがどんな生活を送っているかイメージを持つことができました。

 

子どもが、安定して充実した20代、30代になるために、今から何をすればいいかを考えることができました。

 

なかなか先輩お母さんに会う機会が無いとおっしゃる方が多いと思いますが、学校の先輩お母さん、親の会の勉強会や定例会に参加して「ちょっと、お聞きしてもいいですか」と、声をかけてみてください。

 

先輩お母さんたちは、自分たちの子どもが小さい頃、苦労していますから、喜んで体験談を話してくださると思います。

 

私も、息子が診断を受けたばかりの幼稚園の頃に、先輩お母さんに相談し、アドバイスをもらい、「大きくなれば、落ち着くから大丈夫よ」という話に、とても勇気づけられました。

 

なので、自分の子どもが大きくなり、余裕ができたら、相談にのれる人になりたいと常々思っていました。いま、それを実践しつつあります。少し、恩返しができていると、言っていいのでしょうか・・・・

 

ちょっと、勇気を出して、先輩お母さんに、色々聞いてみてください。

 

【今日のいいとこ探し】

 

校外実習は、休みや遅刻もなく、最終日を迎えました。準備していたお礼の絵を渡し、作品展のお誘い手紙を渡して、きちっとお礼を言えたそうです。

 

今回の校外実習は、事務的な仕事が多かったです。スタンプ押しや、宛名書きなど、座り仕事が多かったのですが、息子は、頑張ったようです。

 

体を動かす仕事の方が向いていると思ったのですが、事務的な仕事もOKなようで、新たな可能性が見つかりました。経験値があがってよかったです。

 

追伸

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