LADです。今日は、10月後半の職場体験の下見に行ってきました。地域のコミュニティバスに、初めて乗りました。普段車移動なので、使ったことがなかったので、新鮮でした。
降りたバス停の近くのお庭でピラカンサスが沢山なっていました。珍しいオレンジ色だと思ったら、そのお家の方が、これから赤くなると教えてくれました。息子にも、教えてあげようと思います。
来年、小学校に進学のお子さんのお母さんと話をしていた中で、障害受容出来ている人と、出来ていない人の話になりました。
子ども年齢が同じで、同じくらいに診断を受けていても、障害を受け入れず、何もしない、子どもの状態にあった進学先を選んでいない人がいるという話になりました。
それは、仕方のないことだと思います。お子さんの状況、親御さんの育ってきた環境、考え方は、それぞれです。
障害を受容しているから「偉い親」、していないから「ダメな親」ではないと思います。
我が家の息子が診断を受けたのは、3歳半の時です。多動で、自傷があり、言葉を話さなかったので、会話もできませんでした。
一時も目の離せない子だったので、「自閉症です」と言われて、母の育て方が悪かったのでなく、生まれ持った障害のせいだったんだと分かり、正直、ほっとしました。
なので、我が家は比較的、障害を受け入れるのが早かったです。とにかく、自閉症の勉強をして、療育に行き、少しでも息子が落ち着けばと思っていました。
知り合いの方で、障害受容に、すごく時間のかかった方がいました。約8年です。
集団生活になじむことができず、診断は幼稚園の時に出たものの、言葉もしゃべって、自分で身辺自立ができている高機能のお子さんだったので、小学校では、普通級を選びました。
コミュニケーションを取ることが苦手なので、様々な友達関係のトラブルがあり、勉強も高学年になるころには、ほとんどついていけなくなりました。本人も叱られることが多く、いじめにあい、自信を無くしてしまい、不登校気味になってしまいました。
そこで初めて、お母さんもこのままでいけないと、中学から、支援級を選択しました。療育にも通い始めて、放課後デイサービスも使うようになりました。
今は、本人も、居心地いい居場所が見つかり、生き生きとして学校へ行っています。将来的には、養護学校を経て、福祉就労を選ぶことになると思います。
この親御さんは、私より長い時間をかけて、障害受容しました。時間がかかりましたが受容したのですから、それでいいと思うのです。
もっと早ければ、お子さんは苦しい思いをせずに済んだかもしれませんが、このご家庭には、この時間が必要だったのです。
小さい頃から、色々アドバイスや情報提供をしましたが、お母さんが納得してくれなければ、それは、耳に届かないのです。
旦那さんや、同居している祖父も、お子さんの障害を認めてくれなかったことも、お母さんの障害受容を遅らせたと思います。
様々な理由や、子どもの状態によって。障害受容にかかる時間は、本当に人それぞれです。障害があっても無くても、子どものために、親が何ができるのか、そこに向き会うことが大事だと思います。
【今日のいいとこ探し】
中学校の中間試験の終わった娘が、「ゲームやるから、テレビを使う」と、息子がアニメを見ていたのに、言い出しました。
息子が見終わるまで待つよう言おうと思ったら、息子が、「○○は、勉強頑張ったから、ゲームしていいよ」と、あっさりテレビを譲ってくれました。
びっくりです。テスト勉強が大変だった妹をいたわったようです。やさしい兄ですね (⌒▽⌒)
追伸
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