徒競走で、1位になれない自閉症 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝から雨でしたね。洗濯物、お風呂場乾燥にフル稼働してもらいました。

 

息子と主人は、家族旅行に行けない代わりに、ソラマチに行ってきました。スカイツリーと一緒に、妖怪ウォッチのふぶきちゃん達の写真を撮ってきました。

 

 

下から見上げたアングルで、なかなか面白い写真が撮れました。

 

今日、息子と同級生のお母さんと話をしていて、運動会の話になりました。

 

娘は、足が遅く、運動神経がよくなかったので、徒競走で早く走れず万年ビリでした。娘は早く走れるという「俊足」という、運動靴を履きたがったので、運動会前に靴を新調していました。

 

息子は、足は早いのですが、運動会では、1位になったことが、ありませんでした。

 

自閉症の子は、徒競走で1位になることが無いと言われています。嫌なことから逃げ出す逃げ足は、とても早いのに、なぜ徒競走で、1位になれないのでしょうか。

 

早く走れない訳では無く、早く走る必要を感じていないのです。1位になることに、こだわっていないのです。

 

モチベーションが低いうえに、さらに運動会当日は、沢山の観客、スピーカーからの割れた声、スタートピストルの音など、自閉症の子には、酷い環境ばかりです。

 

親が見にきていることも、気になります。なので、いつも通りには、力を発揮できなくても当然です。現に息子は、小学生の頃、徒競走の途中で、観客席の母を見つけて、コースアウトしてしまいました。

 

徒競走では、本人がかなり意識して、狙わないかぎり、1位は難しいようです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

娘のお土産は、息子が選んだそうです。娘の大好きな「おそ松さん」のチョロ松の眼鏡拭き。

 

娘が母の眼鏡拭きを借りて使っているのを知っていて、眼鏡拭きを返してもらえるようにしたかったそうです。やさしい息子です。

 

 

追伸

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