自閉症に農作業を教える難しさ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、宿題の暑中お見舞い書きを、子ども達にしてもらいました。苦手な作業で、大苦戦でした。

 

息子は、宛名も、文章まで学校で書いてきたのですが、気持ちが乗らないので、書き写すだけで、1時間近くかかりました。

 

娘は、学校から配布された葉書を、リュックにそのまま入れて、くしゃくしゃに、郵便局へ新しいのを買いに行きました (-"-;A

 

閑話休題

 

玄関横で育てている、観察日記用の「蕎麦」の芽が伸びすぎたので、間引きをすることにしました。

 

ネットで調べると、隣の葉と、くっつかないくらい間引かないといけないそうです。実際、息子と作業をしたのですが、自閉症ゆえの難しさがわかりました。

 

 

「蕎麦を大きく育てるために、小さく、細い苗をとることを、間引く」と教えたのですが、これが難しかったのです。

 

《農作業が難しいポイント》

 

○間引いた苗がどうなるのか、捨てるのは嫌なので、抜きたくない

 →スプラウトと同じだと話し、昼ごはんに和風パスタにすることで納得

 

○苗の間隔をみて、小さくて細い、育つのが難しい苗を抜き取る

 →区別がつかないので、混乱。実際に母がやって見せる。細いとは、どのくらいかを、実物を見せて説明

 

○朝から気温が高く、日なたで、作業が長く続けられない

 →暑いのが苦手なうえに、何を採ればいいのかはっきりわからないので、集中力がつづかなかった。スポーツドリンクを持って来て、水分補給しながら作業した。

 

○しゃがんだまま、長時間同じ姿勢で、細かい作業ががつらかった

 →体が大きくなり、筋力はついたが、柔軟性が落ちているよう。終りが見えない作業なので、なおさら集中力がなかった

 

○蚊が飛んできたら、大騒ぎ

 →虫が全般嫌い。蚊に関しては、虫よけスプレーを吹くことで、納得。

 

農作業が難しいポイントを上げましたが、逆に、この部分を丁寧に、わかりやすいように支援すれば、自閉症の人でも、農業ができるのだと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、土用の丑の日でした。主人が出張中なので、第二土用丑の日の8/6に、鰻にしようと思ったのですが、息子に「土用丑の日なんだから、鰻食べたい」と言われて、急遽、夕飯は鰻丼になりました

 

 

ショウガやアサリの佃煮を自分で入れて、オリジナル丼をつくっていました。母もマネしてみたら美味しかったです。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村