息子の幼稚園時代のこと | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、姪っ子さんのお宅の子ども達を夕方まで預かりました。久しぶりに、2歳児と年長さんと一緒に、夕飯まで過ごしたのは、新鮮でした。

 

息子の幼稚園の頃のことを、思い出しました。

 

息子の診断は、3歳7か月、3歳半検診で、療育を勧められて、その1か月後に診断が出ました。「軽度の知的障害を伴う、典型的な自閉症」という診断でした。

 

この頃が一番、大変でした。多動、自傷、言葉が出ない、出てもジャーゴン(造語)、睡眠障害があり、寝つけに2時間かかっていました。

 

自分の思い通りならないと癇癪、パニックが一日に3回もある日がありました。人の手を借りずに、すべて我流なので、物を教えることはできませんでした。オムツ外れもまだでした。

 

動きが早くて、追いかけるのがたいへん。寝ている時と、食べている時、お気に入りのビデオを見ている時だけ、じっとしていました。

 

思えば、本当に大変でした。1日1回は、外で2時間くらいすごさないと、夕方パニックでした。雨の日も雪の日も、必ず外出していました。

 

あの頃は若かったので、母も付き添えましたが、今は、無理ですね。

 

16歳になって、本当に落ち着きました。あの頃の自分に「今は、大変だけど、10数年たったら、落ち着いて楽になるからね・・・」と、教えてあげたいです。

 

息子が本当に成長したなあと、実感した1日でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

髪の毛が伸びてしまって、月曜日から切りに行こうとしていた息子。

 

今朝、「学校から帰って来たら、美容院へ行く」と、言って出かけていきました。

 

学校から帰ってきたら自分で電話をしていました。希望は、4:30からだったのですが、5:30といわれましたが、受け入れて、時間になったら、出かけていきました。

 

もう、親が介入することはありません。帰りに、ロマンカーNSE(普段、こちらの路線を走りません)を見れたと、喜んで帰ってきました。

 

 

すっかり、髪の毛カットは、自立しました。

 

追伸

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