LADです。今日は、いいお天気でしたね。先日の雨で、植物が一気に伸びましたね。庭のフェイジョアという、南国のフルーツの花が咲きました。秋には、キウイに似た緑色の実が生ります。
グループ活動をしている時に、わざと他の子にケンカを売ったり、寝転んでダラダラしたり、さらに「つまらない」「疲れた」「腰が痛い~」などとネガティブ発言ばかりして、注意をされる子のお母さんから、相談を受けました。
「うちの子、反抗期だから、仕方ないのかしら・・・もっときつく注意した方がいいのかしら・・・」とおっしゃっていました。上記の問題行動を、注意しても、叱ってもやるので困っているというのです。
様子を見させていただきましたが、明らかに、お母さんや支援者さんの気を引きたくて、やっていました。
周りに迷惑をかける行動をすると、親も、支援者も、どうしてもその子を注意しますよね。注意されているのですが、その子は、自分の方に、相手が向いてくれて、うれしいと思っています。誤学習です。
本当に、活動が苦痛だったら、その場から出て行ってしまいます。でもそうはしないのです。活動を邪魔することで、親に振り向いて欲しいのです。悪態をつきながら、お母さんの所へ寄っていきます。
《お母さんにしたアドバイス》 ※活動中の場合
1)お子さんの行動について、いちいち過度に反応しない。親が注意しない。
2)最初にやっていけないことを、活動のルールとして、支援者から説明してもらう。注意は、支援者。
3)問題行動を起こした時は、無視をする。怒らず、正しい行動を具体的に小声で指示する。親が注意はしなくていい。
例) ×「寝転がらない」 ヾ(。`Д´。)ノ
〇「座ります」
4)うまく出来た時、ちょっとでも我慢が出来た時に、その行動を具体的に褒める。皆と一緒に、居ただけでも、出来たことを褒める。
以上です。
親の注目を集めたくて、いろいろ困らせることをするのですから、困らせるより、いいことをする方が褒められると、子どもに気づいてもらいましょう。正しいコミュニケーションを教え直す訳ですね。
すぐに効果がでないので、親が注意を我慢するのは、なかなか辛いものがあると思いますが、効果は期待できると思います。
出来れば問題行動が固定してしまい、周りの子からはぶかれたり、拒否されてしまう前に、正しいコミュニケーションの方法を身につけて直せるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
和太鼓のサークルの練習日でした。先生に、腕の振り上げのことを注意されると、すぐに、次の演奏の時に直していました。
「腰を入れて、太鼓を叩くとかっこいいよ」という、母のアドバイスもすぐ取り入れていました。
太鼓は、本当に、指示が入りやすいです。楽しそうに参加してくれるのもいいですね。
追伸
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