言語指示か、一目見てわかる視覚指示か | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、いいお天気でした。ご近所の庭の梅が満開でした。メジロも忙しく花の蜜をすっていました。

 

スギ花粉が沢山飛び始めたようです。主人の洗濯物は、全部室内干しです。布団も当分干せません。春は、うれしいですが、洗濯は憂鬱な季節です。

 

 

養護学校の高等部のお子さんをお持ちのお母さんから、相談を受けました。

 

担任の先生は、言語指示で理解できるのだから、言語指示でいい。療育の先生は、環境を整える視覚指示(支援)でやった方がいいと言われて、どうしたらいいのか、困っているとのことでした。

 

お子さんは、的確な声がけのできる先生なら、確かに言語指示で動けます。ただ、マシンガンの様にまくし立てたり、一度に複数のことを言う先生の指示は理解できません。

 

そんな状態なのに、なぜ学校の先生は、言語指示でいいと言うのでしょうか。それは、就労先では、あまり視覚指示(支援)をしてもらえない現状があるからです。

 

自閉症スペクトラムの人だけが働いている職場は少ないです。他の障害の方もいるので、福祉就労や事業所でも、言語指示だけのところが多いですね。なので、先生は、できるだけ言語指示を使おうとするのだと思います。慣れだと思っているところがあります。

 

学校では、言語指示も仕方ないのかもしれませんが、新しいこと、本人が理解しがたいことに関しては、やはり視覚指示(支援)を、取り入れてもらう必要があります。

 

そのお母さんには、先生の言語指示の事は、認めつつ、分かりやすい先生の話し方や口調を他の先生にも使って欲しいと申し入れることをお勧めしました。

 

また、全部を言語指示だけにしないで、本人の理解しやすい、文字で書くことや映像で見せる、一目見てやることが分かるような課題の配置など、視覚指示(支援)も併用してお願いするように、お話ししました。

 

学校生活の混乱が収まって、楽しく学校に行けるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

トレーニングジムの日だったのですが、ジムのDVDプレーヤーが壊れてしまい、ストレッチ運動の映像が流れなくなってしまっていました。

 

コーチが、「今日は、お手本が見れないので、ストレッチお休みにしますか」と、聞いたところ、「僕は、記憶力がいいので、お手本無しでも大丈夫です」と言って、きちっとストレッチ運動できてました。すごいですね。

 

 

追伸

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