自立課題を作る時のポイント | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、娘と漢検3級を受けてきました。1人で嫌だというので、母も一緒に受験することになりました。久しぶりに、頭をすごく使いました。受かっているといいのですが、ちょっと心配な状況です。

 

自立課題について、質問がありました。

 

息子は、幼稚園の年中から、小学校3年生くらいまで、月1回ですが、みっちり自立課題をやる機会がありました。

 

 

その頃、親が養護学校の先生や先輩お母さんの指導を受けて、自立課題を作っていました。その時に、気を付けていたことをあげます。

 

《自立課題を作るポイント》

 

○「何を習得させる」ためにやるのか、狙いをはっきりさせてつくる。指の微細運動なのか、空間認知力なのかなど。時間を潰すために作るのではない。

 

○子どもの興味を引きすぎるものを使わない。好きすぎると遊んでしまうし、好きすぎるものは、自分ルールがあり、受け入れにくくなっているので。

 

○一目見て、何をすればいいのか、分かる課題を作る。人に聞いたり、そばに人がいないと出来ないのは、自立課題ではありません。

 

○子どもが、うまくできなかったら、それは、作った人の観察、力量不足。難易度が合ってあっていないからで、子どもの責任ではない。

 

○最初に取り掛かる課題は、難しすぎないようにする。気持ちをのらせるようにする

 

○難しい課題をやった後には、易しくて、達成感のある課題をもってくる

 

○最後は、気持ちよく終われる、本人の得意とする課題で終わる。終わりが悪いと次回につながらなくなるので注意。息子の場合は、電車のパズルでした。

 

○本人の癖や特徴に合わせた課題をつくる。数字が得意なら、数字を使う。色が好きなら、色がヒントになるような課題をつくる。

 

息子が小さく、親にも知識がなかった頃は、自立課題を1つ作るのも大変でした。でも、何個も作るうちに、上記のポイントが見えてきました。

 

与えられた課題は、最後まで1人でやる(責任をもって)ということが、将来的に、就労につながると思っています。

 

【今日のいいとこ探し】

 

突然、オーブントースターが、壊れてしまいました(明日、修理をお願いする予定です)

 

フライドポテトを食べたかった息子が、自分で油で揚げるといって、フライドポテトを1人で揚げました。今まで、油を怖がっていたので、すごい進歩です。

 

 

追伸

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