LADです。今日は、最高気温20度越えで、4月の気温だったそうですね。昨日の旅行で、主人が河津桜が満開だったと、写真を撮ってきてくれました。梅も満開、今年は、春が早いですね。
今日は、養護学校の進路指導の特例子会社見学に行ってきました。人数70名超の大規模な会社でした。
コミュニケーションの得意な人のグループ、正確で集中力に優れた人のグループ、清掃を担当する体力あるグループなどに仕事を分けてありました。
特例子会社で「清掃」は、特別な位置づけであるそうです。製造やパソコン入力は、将来的に、科学技術の進化で、無くなってしまうかもしれないが、清掃は、絶対なくならないそうです。妙に納得しました。
この会社では、障害のある方の中から、リーダーがでて、職場の管理をされていました。1年間の目標が、ロッカーに貼られていて、仕事に対する意識の高さを感じました。
最後の「子どもの就労を目指しているお母さん方へ」という、会社の人の説明が、「なるほどそうだなあ、わが家の考えが間違っていなかった」と、納得するものがありました。
○会社は、福祉事業ではない。仕事の成果の対価で、お給料を出しています。嫌な仕事もやらないといけません。
○毎日、会社に来れる体力。休みということは、会社の生産性が落ちるという事です。避けなければいけません。体力作りは、本人が自分からやらないとダメだそう。
○身だしなみ、挨拶。家の中で出来てない物は、外では出来ない。障害があるから、適当ではいけない。20項目以上からなる身だしなみチェックリストがありました。
○得意なことを伸ばす。苦手なことを、がんばらすのでなく、本人のやりたい仕事(適性のある仕事)を選ぶ。仕事のやり方・技術的な事は、会社に入ってから教えます。それ以前の意欲の問題。
○学生時代に、失敗をさせてください。会社での製品作りに関する失敗は、許されませんが、仕事のやり方や対人関係は、試行錯誤して、失敗したら、どう報告をしてやり直すのか、正しいことが何なのか、それをできるようになるには、経験を積むしかないそうです。
特例子会社が求めている人材が、とてもよくわかりました。息子の能力的に、どこまで身につけられるかわかりませんが、あと2年、がんばってもらいたいと思いました。
【クスッと、コーナー】
独り言の声の大きな息子。学校から帰ってきて、今日は、特に大きかったです。さらに、音楽を聴きながら激しくダンスしていました。
こういう日は、学校でのストレスか、昨日までの旅行の疲れかどちらかですね。
調子の悪い時ほど、ハイテンションというのでは、かえって疲れると思うのですが、しょうがないですね。明日は、落ち着いてくれるといいのですが・・・
追伸
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