スケジュールをいつ与え、いつやめるのか? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会の新年会でした。1年に1回しか会わない方とも会えて、美味しいお料理を食べながら、話が弾みました。

 

昨日の勉強会の続きです。「スケジュールをいつ与え、いつやめるのか?」という、テーマです。

 

スケジュールとは、自閉症の人を、親や支援者の思い通りに動かすためのものではありません。「流れ」を提示して、自閉症の人に、「見通し」を立てさせるものです。

 

言葉で言われたことが理解できず混乱したり、説明ではわからない部分を補うのがスケジュールです。明確化するのです。

 

言葉の指示でうまく動けない時に、スケジュールを使うんですね。

 

では、「スケジュールをいつやめるのか」ということですが、自己管理の概念が育ったらです。自分で、行動に流れを作って、やることを選べるようになったら、スケジュールは、必要ないそうです。

 

スケジュールを無くすということは、自己決定ができるようになったという事です。出来ない時期は、親が介入して手助けするのはいいが、自分で判断できるようになったら、子どもに任せて選んでもらうということが大事だそうです。

 

わが家も、中学に入学したくらいから、個別のスケジュールは使わなくなりました。今は、息子がリビングにある、家族の予定を書いたカレンダーを定期的に見て、行動しています。

 

自閉症の子には、スケジュールがいいと言いますが、使い時、やめ時を、親が見きわめるのが、大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

外出のリュックが最高8キロの重さになる息子。今日は、午前中、ムーブメントの講習会でした。

 

「時間は、1時間だし、リュックでなく、荷物小さくしていこうよ」と、声がけしたら、あっさりOKして、ショルダーバックにしてくれました。

 

 

快挙ですね。これから、少しづつ、外出の荷物が減らせるといいですね。いっぱい褒めました。

 

 

追伸

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