普通級へ移籍するときのポイント | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。明日は、この冬一番の寒さで、昼くらいに雪が降るという予報です。養護学校の運営委員会に参加しないといけないので、学校までの行き来が心配です。

 

中学生のお母さんからの相談でした。来年度から、支援級から普通級へ移籍する時のアドバイスを求められました。

 

《ポイント》

 

○3月中に、お子さんのサポートブックを作り、現担任に渡して、4月1日に担任が決まったら、すぐ渡してもらうようにする。始業式までに、子どもの特性を理解してもらう

 

○始業式当日でもいいので、新担任と面談を希望する。早い方がよい。

 

○移籍のことを子どもに、きちっと説明をする。辛い時、不安な時に相談にのってくれる先生がいることを理解させる。コーディネーターでも、スクールカウンセラーの先生でもいいので、信頼できる先生を見つけましょう。

 

○1月中に、クラス分けや担任の希望を、具体的に伝える。いじめられたり、一緒になって困る子の名前を具体的あげる。一緒にいると落ち着く子も名前をあげる。担任の先生も「女の先生の方がいい」などと、希望を出す。希望が通れば、ラッキーです。言わなければ、配慮はありません。

 

○中学校は、教科担任制なので、各教科の先生に、去年までの授業内容がどうか。どうしてほしいか。親が、その教科について、どうフロォーできるか具体的に書く。例、家庭科のリンゴの皮むき試験なら、家で親が練習させるので、その内容を親に伝えてくださいと、お願いしておく。

 

○キャンプや修学旅行、運動会などの、行事の前には、親と先生で相談をして、本人が落ち着いて参加できるよう準備する。

 

子供の成長が認められての移籍です。ただ、支援級ほど、手厚く支援はもらえません。でも、親が出来ることは、色々あります。

 

相談されたお家のお子さんも、落ち着いて、楽しい学校生活が送れるといいですね。

 

【クスッと、コーナー】

 

「お母さん、結婚式って、花嫁、花婿入場のあと、何をするのかなあ~、開会式?」と、変な質問をしてきました。

 

国語辞典も、一生懸命調べていました。よくよく話を聞くと、ポケモンアニメの主人公のサトシくんとセレナちゃんの結婚式の物語を描いていたのですが、式次第が書けないので、母に聞いてきたようです。

 

どうしたものかと思ったのですが、冠婚葬祭について詳しく載っている、「生活基本大百科」が、家にあることを思い出しました。結婚した時に、私の母がプレゼントしてくれたものです。

 

 

結構難しいので、母が読んであげようとしたら、「自分で読むから、お母さん貸して・・」と、持っていかれてしまいました。かなり、色々なページを熟読していました。びっくりです。

 

 

追伸

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